TIGER&BUNNY #14〜16「Love is blind.」「The sky's the limit... 」「Truth lies at the bottom of a well.」


復讐に捉われたバーナビーの過去の清算
そして、TIGER&BUNNYのコンビとしての結束が確固たるものになるまで。
1クールかけてこれらを描いたこの作品も2クール目を迎え、新展開を披露。
中でもとりわけ耳目を集めるのが、虎徹ネクストとしての寿命が迫りつつあるという点。
果たして、このまま燃え尽きてしまうのか。
それとも奇跡的な再起を果たすのか・・・。
第16話を中心に、3話まとめてざっくりと感想を。


さて、正直な話ジェイク編があまり面白くなく、この作品もいよいよ失速してきてしまったか?という懸念も抱いたのは過去の話。
2クール目に突入してからの3話は、どれもそれぞれの良さがありつつ面白いエピソードになっていました。
つまるところ、長い2クールの中で一時的に沈む回があるのは仕方のない話で、そのまま下降線を辿ることなく再浮上さえ
すれば良い、と。
そんなことを改めて思わされるここ数話でした。


しかしまあ、14話でコミカルな展開が見られたと思いきや15話以降は一転して暗雲たちこめる展開に・・・。
虎徹のこと、ルナティックのこと。
そしておそらく、真犯人はジェイクではないであろうバーナビーの両親の件。
目の離せない要素が盛り沢山になってきました。


それにしても、15話で「過去にも能力の減退が見られたヒーローが居る」と聞いた時はきっとレジェンドさんのことなんだろうなぁとは思いましたが、それだけではなく、彼がルナティックの父親でもあったとは驚きです。
しかも晩年は伝説にあるような完璧超人ではなく、何でもありのかなりダーティなヒーロだったなんて・・・。
そりゃあ、虎徹じゃなくてもショックですわ(´・ω・`)
自身の能力とレジェンドのこと。
二重のショックを抱えた虎徹の今後が大変気になります。

  • 新OP・ED

どちらも前より遥かに自分好みになってくれました。
OP映像の方は相変わらずタイアップ企業のアピールっぷりが映像としての魅力を台無しにしてしまっていますが、そういった仕方のない点を除けばとても良いものになっていると思います。
一方、EDの方は深刻さを帯びてきた本編に合わせるような曲調になったのが印象的。
この先の展開も気安いものではないでしょうし、ますます変わった意味が増してきそう。

というわけで、2クール目もまだまだ楽しめそうなTIGER&BUNNYでした。
次回は傷心の虎徹が帰省するお話となる模様。