花咲くいろは 第二十一話「蘇る、死ね」


先の一件以来すっかり親密な関係になっていた縁と崇子。
その二人が婚姻を結ぶという。
しかし、ただでさえ資金繰りに窮しているいま、盛大に式を挙げる余裕はない。
そこで、喜翆荘で結婚式をやるのはどうかと緒花(電六)が提案する。
これにはみなも賛同の意を示し、挙式に向けて順調な滑り出しを見せたかに思えたのだが・・・。


まーた脚本家にみんちが嫌な女にさせられたよ───という第21話。


さて、予告から想像された通り修羅場展開となった今回。
しかし、その展開へ至るための導入がなんともお粗末で・・・。
いい加減みんちが恋する乙女なのを悪用して物語にドラマ性をもたせようとするのは止めるべき。

あくまでも悪用がダメだということであって、活用する分には良い、と断っておきます。
要するに使い方の問題。

今回は若旦那夫婦(予定)と女将を巡る話の方はきちんとしていただけに、もう片方が足を引っ張っていたのが非常に残念でなりません。

だめだこの朴念仁、早くなんとかしないと。
とはいえ、見当違いだったけれどきちんとみんちのことを気に懸けている辺り、悪いやつでもなくて・・・。

  • みんち

完全な八つ当たり(´・ω・`)
しかも「私が気に入らないから」というのではなく「徹さんに迷惑かけて」と他人をダシにして緒花を責めているのが良くない。
百歩譲って、一度でも徹が迷惑そうな素振りを見せたことがあればまた別ですが、まったくそんなこともないわけで・・・。
今回ばかりは弁護のしようもなく最低だったと思います。
まあ、まだまだ幼いこの年頃の子が恋しちゃうとこうなるのも無理はないのかも知れませんが・・・。


それにしても風呂場で突き倒すのは下手すると命に関わるからダメだ。

  • 女将

結婚は快諾。しかし旅館は継がせない。
この真意は、やはり経営が苦しく傾きつつある旅館を担わせるのは忍びないということなのかな。
2クールに渡った物語の最後は、旅館を畳む話になるのかも。
なにやら一身上の都合?で電六さんも退職するようですし。

というわけで、20話で盛り上がった気分がまた冷めてしまうかのような21話でした。
19話→20話の時のように、次回で劇的な挽回を見せてくれることを願います。