STEINS;GATE #21「因果律のメルト」


まゆりの死なないβ世界線では、紅莉栖が死ぬ・・・。
重大な事実に気付いた岡部は、即座にクラッキングを中止させる。
そうしてどうにかこの世界線に留まったまままゆりを救う術がないか、改めて考えるのだが・・・。


一体何度他人を天秤にかければいいのだろうか───という第21話。


さて、元の世界線に戻らないとまゆりが死ぬ。
戻ったら紅莉栖が死ぬ。
究極の二択に直面してしまった岡部。
こんなものは選べるわけがない・・・。
頭がパンクしそうになった岡部は、自分が命を落とすことで因果に変化が生じるのではないかと考え、自殺を試みる。
だが、結果は彼を庇う様にしてまたしてもまゆりが命を失った。
そう・・・この世界線では、岡部は2025年まで生き、鈴羽も所属することとなるレジスタンスを立ち上げている。
世界線が変わらない限り、彼の死は2025年まで絶対にやってくることはない。
打開策などもうどこにもないことを改めて思い知らされるのだった・・・。


というわけで、二択を決断するより他にないという厳然たる事実を再認識させるかのようなお話だった今回。
加えて、このところ疎遠になっていたまゆりが、

  • 自らに負い目を感じていること
  • まゆりが死に、タイムリープをする度にその記憶が彼女の脳裏に蓄積されていっていること

それらをおかりんが知ることとなり・・・。


うん、これはね・・・切なすぎるね(´・ω・`)

  • まゆり

このところ存在感が希薄がちだったわけですが、ここに至ってコレですよ。
健気すぎてかえって辛いくらい・・・。


しかし、時間の制約があるからかアニメのまゆしぃは若干早口ですね。
恐らく原作をやっていないと「これで早いのか?」と思うでしょうからそう感じることはないのでしょうけれど、早口になった結果としてアニメではタメであるとか間であるとか、そういったものが削ぎ落とされているのが少し勿体なく思います。


それはそうと、冬服まゆしぃいいなぁ。
原作では冬服はおろか夏服すらないですからね、これはスタッフGJと言わざるを得ない。

  • エンドクレジット

キャストが4人しか居ない・・・だと?

というわけで、おかりんが何がしかの決意を固めるには十分だった・・・かも知れない21話でした。
次回以降はもう終始クライマックスになるはずです。
あとはどのタイミングで各話を区切るか、といったところでしょうか。
また、9話以来となる特殊EDが見られる可能性も?