未来日記 第1話「サインアップ」


先般、5年に渡る連載を終えて完結した同名漫画のアニメ化。
企画そのものは結構前からあったはずなのに、実際こうして放送が始まったのはこのタイミング。
連載の盛り上がる最中をあえて外しての放送開始には、どんな意図があるのだろうか。


さて、上述の通り今更な感じすらするという謎の滑り出しを迎えたこのアニメ。
原作が全12巻にも渡る作品にも関わらずの1クール放送(誤情報です。訂正してお詫びします。2クールあります。)ということで、既にアニメはアニメとしてオリジナルの展開及び結末を辿ることが明言されています。
かつてのTVアニメを劇場版という時間枠に縮めてまとめる手法が流行っているいまのアニメ業界ならではという見方もできるかも。


同時に、そうであることで原作読者も初めて見るかのように先の読めない気分を味わえそう。
多くのアニメ化が原作ファンへのサービスとなっている中、そうではないひとつの作品としての挑戦が覗える可能性もあります。
そういった意味では、ただのアニメ化よりも楽しみです。
現に1話のクオリティからはそういった意気込みが見え隠れしている印象を受けました。
気合の入り方が違う。


一方で、本編に使える尺を費やしたのかOPはなく、労力の方も同様に本編に費やしたのかEDも曲のみで映像は使い回しでした。
こちらは次回以降に期待したいと思います。


と、まあそんなわけで、期待してなかったこともあって1話がやけに良く見えた未来日記でした。
これを視聴スケジュールに組み込む予定はなかったので、その分何か他を削るなどして調整を図らないとと・・・。