THE iDOL M@STER(アイドルマスター) 第20話「約束」


黒井社長の差し金で明るみに出た千早が背負ってきた過去。
それは、かけがえのない弟を交通事故で失ったというもの。
そして、記事では悪辣にもそれを「見殺し」と称していて・・・。
歌声を失い、歌うことへの情熱をも失った千早は静かに舞台を降りようとしていた。


千早回でもあり、春香回でもあった。そして恐らくは神回───という第20話。


さて、OPもなしに重い空気から始まった今回。
過去のどのエピソードと比較しても異質な雰囲気は終始継続し、息苦しささえ感じさせる展開でしたが、終わり良ければすべて良し。
ベタですが、感動的でとても良質な回でした。
報道が大々的になりすぎだったりといったツッコミ所もないではありませんでしたが、大筋がこれだけガツンとくるものだとそういった些事はどうでも良くなるものです。

  • ジュピターさん

はい、離反フラグ頂きましたー。
気付くのがおせぇよバカ(´・ω・`)といった思いがしないでもないですが、その辺はご愛嬌。
今後の身の振り方に注目。

  • 春香さん

確かにお節介ではある。
そっとしておいてあげるのもひとつの優しさかも知れない。
けれどあそこで一歩踏み込んでなんとかしてあげようとするのも間違いではなくて、いかにも春香らしい選択だったと思います。
ただ、「天国の弟さんも・・・」はあまりにも地雷過ぎるので自重(´・ω・`)

わたしの、最高の仲間。
いやぁ、本当に。
765プロサイコー!
今回は羨ましくすら思うほどでした。

  • 斉唱

ハイもうムリー!
ダムが決壊しました。
これはずるい・・・ずるいけど最高の演出。

  • 復活の力唱

「チハヤが歌った」
音響さんや編集の助力も多分にあったでしょうが、ここはやはり中の人あっての名シーン。
ミンゴスこと今井さんは本当に良い仕事をしたと思います。


それにしてもこの笑顔・・・最高すぎるだろ。

というわけで、もうこれが最終回でもいいよ・・・という第20話でした。
さすがにこの回だけで家族関係の修復までをフォローすることはできませんでしたが、事後報告の形でも何でも今後のエピソードの合間で補完されることに期待。


しかしまあ、黒い人のおかげで強制的にとはいえ、千早がいつかは直面せねばならないトラウマを乗り越えることができたのが皮肉というか何というか。
雨降って地固まるとはまさにこのこと。