Fate/Zero 第八話「魔術師殺し」


ケイネスを相手に事を優勢に運びつつある切嗣。
だが、この形勢を揺るがしかねない新手が、城へ向けてその足を伸ばしていた。
戦場から離れるべく歩を進めていたアイリと舞弥はこれをいち早く察知。
切嗣の指示に背き、彼を守るべく立ち向かう覚悟を決めたのだが・・・。


問答無用。性別不問。まるで容赦を知らない綺礼さんが怖いです───という第8話。


さて、必殺の一撃でケイネスに深手を負わせた切嗣。
下ごしらえはすべて済み、事実あとはトドメを刺すだけとなりましたが・・・。
結局今回も退場者はなく、いまだ脱落者/Zero。
しかしケイネスは再起不能なのでほぼ脱落も同然。
ただ、彼の場合ランサーに魔力を送ってるのはソラウなので、自分は安静にしつつ戦いを続けることは可能か。
まあ、予告を聞いた限りじゃその選択もなさそうですが・・・。

  • 戦う人妻

ふ、ふつくしい・・・。
しかし、普通というかセオリー的な展開であれば、追い詰められたかに見えたか弱き女性が逆転の一手を講じた場合、それが奏功して撃退できるものなんですけどね・・・。
そうはさせず、結局返り討ちにあってしまうことに何とも虚淵さんらしい無慈悲さを感じるのでした。

  • ケイネスさん

頭に血が上りすぎ(´・ω・`)
プライドの高さが仇となった格好でしょうか。
一撃目を食らった時点で、己が慢心ではなく相手に未知の脅威があることを疑って退く選択をしていれば、ああはならなかっただろうに。

  • セイバーとランサー

高潔なる騎士としての誇りと正々堂々が信条。
それは大いに結構。
が、それらを曲げてでも通すべき筋や義理というのもまたあるわけで。
さすがにあそこまで愚直にすぎると「もうおまえらいい加減にして下さい(笑)」という思いが脳裏をのぎらなくもない。


結果的にケイネスに意識がなく、令呪が使えず、ランサー自身もセイバーが信頼した通り切嗣に手を出さなかったから良いものの・・・(´・ω・`)
一歩間違えばあそこでセイバーはゲームセット。
他の誰でもない彼らが強く望んだ騎士としての決着をつけることは、不可能になっているところでした。

  • 鞘の行方

どこに行っているのかと思えば、アイリの身の内にあったとは・・・。
おかげで彼女が一命を取り留めることができ、ほっと一安心。
あのまま死んでしまうのではないかと思ったので・・・。

というわけで、綺礼のスペックの高さと恐ろしさが実感できた第8話でした。
次回は征服王曰くウェイバー君が殺されかかるそうです。
一体何が起こるのやら。