UN-GO(アンゴ) 第6話「あまりにも簡単な暗号」


政治犯としての刑期を終えた矢島という男性からの依頼を受けた新十郎。
依頼内容は暗号の解読というものであったが、暗号そのものは実に簡単なものだった。
これならば恐らく依頼主も答えを知っていることだろう。
彼が本当に知りたかったことは別にあるはず。
そう見当をつけた新十郎の読みは正しく、矢島は旧友であるところの海勝麟六と妻の関係を疑っていたのだった・・・。


珍しく犠牲者もなくクリーンなエピソードで後味が良い───という第6話。


さて、視聴は毎週続けていたものの更新は実に1話以来となる本作。
その間にOP・EDにも姿のあるレギュラーとして風守を面子に加え、梨江からの信頼も厚くなっていきました。
そして今回、いよいよ最後のキーキャラクターが登場し、次なる展開に向けた導入がなされるのでした。


ちなみに、本編を見ただけではスッキリしなかった人は、公式HPで色々な情報が公開されていますので、そちらを見てみると良いです。
とりわけ各話ごとに付随してある「虎山レポート」が理解を深めるのに大きな助けとなるかと思います。
尚、ここで今回のストーリー展開を解説することはしません。
各自が見て感じて自分なりの解釈を持つべきだと思うので、それを一個人の観点で固定化させてしまうようなことはできないから。
とか言うとかっこつけすぎですかね(笑)。

※追記
レポートを見ようにも暗号がわかんねーよ!
という方が少なくないようで、検索で暗号を求めてウチにいらっしゃる方が結構おられたので、答えを載せておきます。
入力欄には「暗号」と入力すればOKです。
暗号を入力して下さい。という指示がありますが、その通りまんま「暗号」と入力すればいいというある種のひっかけみたいになってしまっているだけです。
基本的には、EDの最後で画面下に入力すべき暗号が提示されているので、それを入れればOK。
前回だと「ブロンズ像」だったりします。
今回は暗号が暗号だったのでややこしい。


  • なしえりえ嬢

彼女から新十郎への呼びかけが、何気に名前の呼び捨てになっていた件。
着々とフラグが成長していくのがありありと感じられるわけで・・・。
うらやま。

  • メイド長

テラゲームウォッチ(笑)。
このシーンを見てまず最初に「ああ、こんなゲームあったな」と思った人はおめでとうございます。
貴方も立派なおっさんか、おっさん予備軍です(´・ω・`)

  • 麟六さん

いつも食えない上にどこかきな臭い感じを匂わせている人。
しかし今回ばかりはいつもとは少し違って、友人とその家族のために動いていたようです。
彼以上に食わせ者な自称小説家も登場してきたことですし、今後は彼の役回りというか、新十郎との関係も変わってくるかも知れません。

というわけで、新十郎のしてきたこと・していること、そしてこれからもしていくであろうことに麟六や小説家から一種のアンチテーゼが提言されたという意義深いものでもあった第6話でした。
次回以降はまた違った楽しみ方ができるようになるかも知れません。