ベン・トー #12「国産うなぎ弁当 790kcal」


圧倒的な強さでもって争奪戦の支配者として君臨するオルトロス
しかし、強すぎるが故に彼女たちはかつて辛酸を嘗めさせられた経験があった。
それでも尚、三年の時を経てスーパーに舞い戻った彼女たち。
だが、そんな彼女たちの熱き想いをまたしても挫かんとする者が居た。
それは、その二つ名にヘラクレス棍棒を冠する狼だった・・・。


殴り合って半額の弁当を取るのが主題のくせに、イイハナシジャナイカー(´;ω;`)───という最終回第12話。


さて、オリジナルを挟んだり改変を加えたりでアニメはアニメの展開を披露してきた本作もこれで最後。
細部に違いはあれど大筋では最後はきっちり原作同様に締める形を取ったようです。
まあ、そりゃそうだよね。
このエピソードばかりは筋書きを変える意味がない。
オルトロス編はこうでなくては。

  • へんたい【変態】

・形や状態を変えること。また、その形や状態。
・性的倒錯があって、性行動が普通とは変わっている状態。
・動物で、幼生から成体になる過程で形態を変えること。
佐藤洋のこと。別名を「カッコイイおまえら」という。

  • 病欠の魔女

弁当にかける熱き魂はわかった。
だが、さすがにこれは「無茶しやがって」と言わざるを得ない。
というか、ポカリ飲みすぎ糖分摂りすぎの悪寒。
かえって体に悪いです。

  • 弁闘シーン

これこそまさに「作画ひどい」を体現した状態だと思います。
普段、他の回よりちょっと劣化したくらいで「作画ひどい」って安易に使いすぎだったな・・・って我が身を振り返って反省してしまうくらい「作画ひどい」というのがどういうものなのか改めて実感させてくれる酷さでした。
三文字アニメーターならこれが妥当っていうレベルですらなかった。
かろうじて動画として成り立って・・・、なり・・・たってなかったかも知れない(´・ω・`)
コマ送りにしてそれぞれがどれくらい酷いか確認するというおかしな楽しみ方ができるかな?って。


それでいて、常識的に考えたらこんなのOK通るわけないだろ!→でもこれでOKにしないと納期を破っちゃう→OKということになりました的な内部事情が容易に察せられるから酷かったとは思うものの文句も出てこないです。
もうこのクオリティには、商品化する時には修正してねってことくらいしか言えない(´;ω;`)

  • 「来い!」

名場面のはずが・・・。
佐藤の真後ろ・・・棍棒に噴く(笑)。

というわけで、バカげたことでも熱く真剣に戦い抜く者たちの生き様を描いたバトルコメディの最終回でした。
恐らくアニメの第二期が実現することはないでしょうが、原作小説は健在なので、興味のある人はそちらで引き続きご愛顧下さい。