LAST EXILE(ラストエグザイル) 銀翼のファム #10「Illegal move」


先般、アデスの裏切りによって踏みにじられた古式ゆかしき同盟の儀。
いま、その相手をアナトレーへと・・・盟主をミリアへと替え、トゥランは新たな同盟を築かんとしていた。
だが、まるでこの時を見計らったかのように、ルスキニア率いるインペトゥスが再びその場へと姿を現したのだった・・・。


こんなの絶対おかしいよ───という第10話。


いいね、いい流れです。
第二部開幕といった塩梅で、俄然面白くなってきました。
年末年始を挟むせいで次回の放送が一週遅いのが恨めしくなるほどに。
年内最後をこういった形で締め括り、年明けへ向けてボルテージが上がってくるのであれば一度総集編を挟んだのも無意味ではなかったのかも知れない。

  • ディーオ△

期待した通りの展開、活躍ぶり。
しかし単身ではシルヴィウスの危機を救うまでのはたらきは出来ず、アラウダの足止めで精一杯でした。

  • リリアーナ乱心!?

ファムがそうであったように、まず真っ先にルスキニアの仕業であることを疑ったし、誰だって疑うに決まってる。
でもミリア曰く「姉は正気」とのこと。
そして直後には、ミリアを乗せたファム機の無事を認めた際に頬を緩ませる一瞬があり、これがミリアの言を裏付けている様子。
こういう予想の裏切り方は良い。
正気なんだったらじゃあなんで?と、思考へ繋がり、物語の先を・・・真相を知りたくなるから実に好ましいです。

というわけで、後半へ向けてギアの一段上がった観のある10話でした。
一週置いて次回は、グラキエスがどう動くかが最大の焦点。