Pumpkin Scissors 5

Pumpkin Scissors(5) (KCデラックス)

Pumpkin Scissors(5) (KCデラックス)


1年近くの歳月を経ての5巻発売、舞踏会編決着!
ああいった話の始め方をすると、閉じ方が非常に大事に、また、難しくもなるんだけどなかなか悪くない結末だった。
まあ、ちょっと出来過ぎかな、とも思うけど(笑)。
それよりも気になったのは「一見して良い人ほど(略)」という典型を用いてきた点。しかもダブルで。
これは今後またひと悶着ふた悶着ありそう…。
だが、とりあえず一段落したとあって幕間に一話物を入れて舞台は次の展開へ。
で、その幕間話はというと、マーチスと他国から来訪したお姫様の絡みによる小話。
ちなみにそのお姫様、育った環境が特殊で高慢でちっこいという絵に描いたようなキャラクター性。再登場があるだろうことは容易に分かる。
次いで入った新編は一課クレイモア・ワンの副長−水道局編でアリス少尉とタイマン張った短剣の彼−が主軸?
三話収録*1、最後の一話は珍しくも30頁ほどしかなかったのでまだ始まったばかりだが、三課が関与してきそうな気配は今のところない。
一課その他と副長の話になるのかな。
まあ、上司(副長)に憧れる部下(女性)が出てきたりと色々な意味でまだまだ今後も期待できそう。
それだけにこの発刊ペースはじれったいけどねぇ。

*1:実質、舞踏会決着と幕間の二話だけで一冊…すごいな