ひぐらしのなく頃に〜暇潰し編〜1

  • 暇潰し編1巻の“ココにブルっとひぐらし恒例、豹変する女の子−梨花ver.−「赤坂…東京へ帰れ」(49〜50頁)

  後半にももう一度あるのだが、他編での“ただ電波になっただけ”のようなレナや魅音のそれとは異なる雰囲気が冴えてる。正に「不気味」って表現がぴったり。


この暇潰し編はメイン(?)の三編とは主人公が異なる。
場所は同じだが時も違い昭和53年と、圭一を中心に巻き起こるオヤシロ様の祟り云々より大分前の話。
主役は警視庁公安の若手。
都内で起きたある事件に雛見沢住人が関わっていないか、念のためダム建設反対組織を調査せよと雛見沢村に派遣される。
そして現地県警の大石の協力を得て、ひとつの核心に迫るが…。
と、いうカンジかな?
ここまでみた限りでは他編にあった怪奇現象や不可思議な事態もなく、割り合いとノーマルなミステリー調。
グロテスク描写も今のところ出てこないから、シリーズで一番とっつき易いかも知れない。
絵の方も違和感作中の明と暗の描き分けが良く出来ていて上手く作品に合ってると思う。
あとはまあ、本編とはほとんど関係ないんだけど麻雀の回が面白かったなー。
多趣味のうちのひとつに麻雀も含まれてる者としてはああいった話は好きだ。