機工魔術士-enchanter- 12

機工魔術士(enchanter) 12 (ガンガンWINGコミックス)

機工魔術士(enchanter) 12 (ガンガンWINGコミックス)

11巻の感想はこっち

  • エンチャンタ12巻の“ここがツボ :巻末おまけマンガ「ユルユル劇場」のベルと骨(169頁)

  骨、セクハラ発言しすぎ。


ホクトに代わって敵方として登場したカリオストロとあれこれする巻。
というのは前半だけで、後半は前回新登場したベルとホクト姉(カコ)+その他(メル再登場)の活躍と、そこから影響を受けるハルヒコの話。
カリオをズバっと始末してくれないかなぁという期待もあったけど、勧善懲悪系の漫画じゃないからそういった展開はなし。
それはともかくとして、やはり今回は骨の出番が多い。
そんなわけで、俄然“骨vsカリオストロ”のおっさん対決が見物。
他にも、ベルとカコさんがおもしろい。
(たったワンシーン、一瞬だけ別人の如く雰囲気の変わったベルがすっごい気になる)
そしてホントに主役なの?なハルピコの出番が…(笑)。
この漫画、展開が結構うだうだしてて納得いかない部分もあるし正直ストーリーはちょっと魅力に欠けるけど、その分だけ軒並み主人公より年上な女性陣が魅力だなぁと今更ながら実感。
個性豊かなお姉さんが続々登場し、セクシャルな魅力だけじゃなく人間的な魅力がみられるのが良いよねぇ。
カコさんとかホント人間できてるし。
今回は帯の「お姉さん×少年成長型ファンタジー」の煽りにとりわけ納得させられる内容でした。
まあ、ハルピコの成長速度ちょっと遅すぎじゃない?って思わなくもないけど(笑)。