こどものじかん 3
- 作者: 私屋カヲル
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2007/02/10
- メディア: コミック
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今回はとりわけ大きな展開や変化はなく、各話ごとの小パプニングとそこから青木先生が気付いたり学んだりしたことを積み重ねる話だけです。
まあ、相変わらず無駄にエロい演出があるわけですが、これがなくなってしまうとそれはそれでまた難しいんだろうなぁ、と。
このバカ騒ぎとのバランスで真面目で突っ込んだ話ばかりにならずになってるわけですし。
真面目な話といえば、3巻はりんがしょぼくれてることが多かった気がします。
「りんは子供、青木は大人」といういつもの悩みは他ならず、それとは別に何やらレイジの方に問題が…。
2巻ではレイジとりんの背景も描かれ、過保護すぎるのは別としてレイジなりのりんへの愛情が確認できました。
が、どうもレイジの愛情は歪んだものなんじゃないか、という前フリがされます。
具体的には、りんを愛してるというよりは、誰かの─誰かも何もりんの亡くなった母、秋ですが─代わりをりんに求めているのでは?というもの。
青木のなぐさめもあって今回はりんが一人で悩んで一人で立ち直ることで済みましたが、この歪みはこのまま放っておくととんでもない亀裂に発展しそうな不穏当な空気がちらちらと…。
ちなみに、宝院先生と青木先生は進展はおろかこれと言った出来事もなく何も変わってません(´・ω・`)宝院さん…。
余談。
アニメ化だそうです。
どこのバカ(一応誉め言葉)がそんな無謀な企画を通したんですかね(笑)。
テレビでは無理だよなぁOVAかな、と思ってググってみたらコミックハイのHPではっきり「TVアニメ化」と。
色んな意味でどんなんになるのか楽しみってよりも、恐ろしい気がします。