エル・カザド 第1話「逃げる女」
そろそろ欲しいなぁと思った頃にやってくるマッシーモ分。
『MADLAX』以来となる完全オリジナルの純真下作品だよーヾ(゚ω゚)ノ゛
音楽はもちろんmy God梶浦さんで、キャラクター原案は菊池さんだよーヾ(゚ω゚)ノ゛
いつものタッグですなぁ。
えー、ではまず初めに諸注意を。
- エリスって主人公の女の子が賞金首になっている。理由不明、多分殺人者だから。
- エリスは誰かを殺してしまったらしい。誰を殺めたのか、これも不明。
- どうして殺したのか。不明。
- 本当にやったのはエリスなのか。不明。
- 「南へ行かないと…」とエリスは言うが、理由は不明。
- そもそも南のどこだよ?不明。漠然と南の方とだけ。
- 「ウィニャイマルカ」という何かのキーワードらしき謎単語が出てくるけど委細不明。
- 公式でも3番目にキャラ紹介されているジョディも持っていて、エリスが婆ちゃんから託された赤い石。その意味や使途・役割など、不明。
- エリスは不思議な力を持ってる模様。それが何なのか、不明。
- そのエリスの力を知った上でエリスを欲する眼鏡の男。その目的、全く持って不明。
- 男の発した「プロジェクト・リヴァイアサン」とかいう計画。判るわけねぇ。
とまあ「わっかんないことだらけぇ〜♪」(byナンシー・幕張)である種ちょっと電波じゃねーの?この作品と思うかも知れませんが、そこはあれ。
4月になって新生活、初めて東京に来た人が新宿駅ってバケモンが意味不明すぎるのと同じく、そのうち慣れるから平気!
むしろですね、このなーんにもわかんねー状態が純真下作品の肝とでも申しましょうか、序盤は一切人物の科白を介しての解説をしてくれない昨今あまりない“不親切さ”をこそ楽しんで欲しいっすね。
とりあえず、エリスって賞金首の変なコとナディって賞金稼ぎの女のコが南へ行く物語だとでも思っておいて下さい。
後々そんな話じゃねーよ、馬鹿め!と盛大にとっ散らかしてくれるはずなんで(笑)。
で、1話ですがガンアクションは控え目…というかほとんどないなぁ。
『noir』(『AVENGER』)『MADLAX』と、1話で必ず数分に渡るアクションを入れてきた真下さん、今回は1話にはそういうのは持ってこなかったんすね。
エリスが世話になってた婆ちゃん曰く「あの子は変わった星の元に(ry」
いや、うん、つーかね婆ちゃん?星以前にあの子自身がかなり変わってるから。
まあ、『MADLAX』のマーガレットや『noir』の霧香に比べれば幾分電波度がマシだけど(ノ∀`)
それから今回の作品は、助演のナディが今までになく良いキャラしてて好きだわー(,,´∇`,,)
チンピラ「言うことを聞けぇ、死にたくなかったらな(巻き舌)」
ナディ「銃を下ろせぇ、死にたくなかったらな?(巻き舌)」
うん!(゚∀゚)すっごくイイ!
こういう洒落のわかる子、好きだなぁほんと(*´Д`*)
ミレイユ(noir)→マドラックス(MADLAX)→ナディと、どんどん陽気で愉快な人柄になってきた気がするね。
そして忘れちゃならない梶浦ワールド。
今作ものっけからあんねー、「梶浦語」スペイン語?の歌詞がついた挿入歌的BGM。
でもって例によって、惜しむことなくフルコーラス(約5分?)乗せてくるスタッフ、と。
真下哲学「音楽は脇役じゃない」の下、映像を見せるアニメなのか音楽で魅せるアニメなのか。BGMが科白に被っててどっちが主役か判らないまでのハイサウンドはバリ健在。
サイコーです。
あ、でも最後のナレーションは要らないと思う(笑)。
いままでナレーションなんか入れたことなかったのに何であんな…。
それと、既存作品からしたら出だしが意外と大人しすぎる?
あんまマッシーモ電波が放出されてなくて割と普通だったのは意外。