ドロテア〜魔女の鉄槌〜 4
ドロテア?魔女の鉄鎚 4 (角川コミックス ドラゴンJr. 93-4)
- 作者: Cuvie
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2007/05/09
- メディア: コミック
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- ココにゾクゾク :胸を突く一太刀(158頁)
うわっ、一撃殺…。サックリと不意を討ちすぎです。軽く驚かされました。
前線を駆け回り、みなを守る為に戦おうとするドロテア。
ドロテアには戦場になど立たず、どこか安全なところに居て欲しいと願うギュルク。
すれ違う願いと適わぬ思いがぐるぐる交錯。
そして、敵勢への意外な助力が明らかとなり戦局も混沌の様相を呈し始めます。
いやぁ、ほんと「忙しい漫画」の一言に尽きますねー。
戦争を題材にした物語なので当然ではあるのでしょうけれど、この局面の変わり様とスピーディな展開にはなかなか良いものが。
惜しむらくは、ドロテアという一兵を取り巻く環境を主題にしているため、戦場を舞台としながらも集団戦に絡んだ戦闘描写の楽しみに欠けること。
今回は砦攻略の場面もあったのでそっちの方にも期待したのですが、やはり戦略・戦術に基づいた1個の部隊の作戦行動を描くことに重きは置かれないようです。
その他4巻の細かな流れとしては、
驕りか過信かはたまた無自覚故か、自身の責任の重さと身分?を踏まえない無謀な行動が目立つドロテアにちょっとした…いや、かなりの?災難が降りかかる。
因縁のあの人が思わぬ姿で再登場。
そして遂にあいつが、あぼ〜んさよならご退場。
などなどです。
どうでもいいけど昔のばあば綺麗すぎるっしょ、常識的に考えて…。
なんですかあれは、どこの女神様ですか?と(笑)。