DARKER THAN BLACK─黒の契約者─ 第6話「災厄の紅き夢は東欧に消えて…後編」

もう一週間近く前のものですが、ようやっと録画を見た&久しぶりに何か書こうという気にさせられたので更新を。


5・6話は序盤のキーとなるような話でした。
今後も度々物語に絡んできそうなブリテンの情報部─MI6─の登場。
そして能力を失った契約者─喪失者─なる者の存在と、その喪失者たるハヴォックという女性の登場。


大体ですね、白スーツには碌な奴が居ないんですよ。
紳士的で優男っぽくても胡散臭いだけなんですよ。
映画『アンタッチャブル』の白スーツもとんだ豚野郎でしたよ…。
っと、脱線しましたが、まあそんなわけでMI6切ってのエージェントというノーベンバー11(イレブン)がちょろちょろと目障り(笑)。


でもって、ハヴォックはヘイと面識があるらしく、昔のヘイを知っている。
ヘイはヘイで今の仕事とは別に、どうやら個人的に「居なくなった妹を探している」模様。
ハヴォックを拉致ったのも、その件について何か知っているはずだからでした。
でも結局ヘイは冷酷になり切れず情報は得ずじまい。
そしてハヴォックの方は…ハヴォックは…( ´;ω;`)うぅ
死にました。つーか殺されました、白スーツに!
ブッコロ!白スーツブッコロ!おまえの血でスーツが真っ赤に染まるまでブッコロ!(#゚Д゚)=3
すみません、取り乱しました(つД`)
どうもこう、赤髪で*1無機質な女性*2の登場人物に対する感情移入が半端なくていけません。
たとえばファフナーのカノンとかカノンとかカノンとか


何にしても、この6話はかなりの名エピソード(*´Д`)
拷問→食事→ゲート→逃走→死亡→ブチ切れまでの一連の流れは卑怯なほどに良い演出。
あと、言うまでもないのかも知れないけど食事の辺りのBGM、ブチ切れのBGMとその入れ方などが秀逸すぎ。
(実は菅野さんが作曲担当のアニメを見るのは初めて。お噂だけはかねがね伺っていましたが…)
しかしまあ、多分早期退場…つか6話で居なくなるんだろうとは思っていたけれど、実際死なれると物凄い喪失感_| ̄|O
ハヴォック、また一人惜しい人を亡くした(゜-Å)


ちなみにハヴォック情報によるとヘイは「対価を支払った様子もない」そうで。
大食は対価とは関係ないというのは知っていたけれど、ふむ、そうか、対価…ないね?
対価の要らない契約者っていうイレギュラーなのか、実は契約者じゃありませーん残念でしたぁ(^Д^)なのか。
とにかくさりげなく色々な情報や知識が新たに視聴者にも提供された前後編で、内容的にも構成的にもひじょーーーに良かったっす(゚∀゚)
けど、あの次回予告は何だよ!雰囲気台無しですよ?(笑)。


・余談
このアニメひっそりとではあるものの、車に対する拘りが感じられるのが尚好印象。
課長(霧原)のはポルシェのケイマンか911だし、先週?はマツダのエイトが課長の車の窓越しにちらっと。
実在する車のそれもスポーツカーを出してくるってのはスタッフに誰か車好きが居るからに違いない(笑)。

*1:ここ重要。某新世紀アニメ以降頻出する水色には興味ねぇ( ゚Д゚)y─┛~~

*2:もうちょい正確に言うならば、以前は任務をただ遂行するだけのマシーンだったけど、人間らしい経験を通して最近段々感情や表情ってものが出てきたよ、な人