戦線スパイクヒルズ 6




突然のチサトの死。
バラバラになる三人の心。
しかし、挫折を新たなる結束の力に変え、三人は決戦場であるホテルに集まるが…。
そこに待ち受けていたのは更なる障害の壁であった。



前回不慮の死を遂げたチサトさん。
下手人はわかっているもののただスウガクの口からその死が告げられただけで、読者も何故死んだのか、どういう経緯で、どんな風に最期を迎えたのかは知ることができませんでした。
今回は冒頭数話でもって、下手人であると同時にチサトと過去に何かあったらしきヤクザ─ヤス─との回想と共に死の真相が明かされます。
そしてその後は、いざ決戦の地へ。
計画結構前夜のホテルでの話となります。


段々「スリ」がファンタジーの域に達してきていますが、ストーリーからは切迫感が衰えることなくあふれ出てて良いっす。
そもそも計画が成功してハッピーエンドになるのか、別の道をみつけてグッドエンドになるのか、はたまたバッドエンドになるのか。
原作の小説を読んでいない限り先が読めないのが乙です。