DARKER THAN BLACK─黒の契約者─ 第13・14話「銀色の夜、こころは水面に揺れることなく・・・・・・前後編」

【完全生産限定版】DARKER THAN BLACK-黒の契約者- 1 [DVD]

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ぬはー。
またしても「名エピソードktkr」という感じな今回。
当初の注目度の低さときたらなかったけど、これは良い掘り出し物。
1クールみてきて確信に至る鉄板クラスの名作、という感想。


話の方は、ヘイの過去話も終わったしじゃあ次は他のメンバーのカコバナでもしてみよーか?なノリで入ったインのお話。
主体性を失い無感情となるドールになる前のインを知る人が現れ、視聴者は回想の形で昔のインを知ることができる。
まあでも、その辺は実際のところさほど物語の良し悪しに関わることはないかな、と。
今回良かったのは、そんなドールになってしまったけれど、それでも過去ではなく現状を…“仲間”と呼んでくれる人の居る今をインが選択する後編の終盤っすねー。


でもって更に「インを殺せなかった」自分に苛立ちを覚えジレンマを抱えるウォンホァン*1、と。
この人はヘイらと同じ組織の人でありながら、とかく契約者やドールをぞんざいに扱いヘイ達を酷い言い様で罵ってきたこれまでがあっただけに、この展開はずるいくらい。


んで、更に更に今回は敵方も良い味だしてるんだよねぇ、ホント…。
今回までは割とヘイ達に敵対する人らは「悪役」な調子で描写されてきていたけれど、今回の二人は大分印象が違う。
今回の演出ではどちらかと言えば、敵も元は感情をもった同じ人間だった…だから、ただ作品の主役であるヘイ達に敵対する組織の者であるというだけで「世の悪、人の敵」というわけでないんだぜ?っていう安易な勧善懲悪とは一線を画したものだったと思う。
そういや探偵も良い仕事してた。
軽く気絶させられてアッサリ置いてかれたけど(ノ∀`)


そんなもんだから、彼らの最期・インの選択・ホァンの葛藤が短時間に凝縮されたラスト付近は「良い最終回でした」と言われても違和感なく納得のいく充実っぷり。
しかもさー、脚本だけでこれだけ良いのにバックが菅野サウンドなもんだから、あぁ…もう思い出しただけで(*´Д`)ハァハァ
もうね、奇を衒った演出とかないし話題を呼ぶような話題性もないけれど、この作品は味わい深い愛すべきものだねぇ。
らきすたとかあの類の作品を新風巻き起こすルーキーだとすれば、これはベテランの貫禄・磐石の布陣?
「あぁ、手堅い将棋(or囲碁)指すなぁ…」とかそんな感じ。
3話で1巻5000円強*2と値が張るけどDVD買っちゃおうかなぁ、とか思い始めてます。
あ、ちなみにサントラは発売日が決まって予約できるようになるのを待ってたくらいなんでとうに予約済み。
25日が待ち遠しい(*´д`*)


さて、次週からはOP曲が変わる。EDも?
新OPはCMやってたねー。
正直びmyftgyふじこ
ま、まあこの辺はOP映像とのマッチングってものがあるから実際に見てみるまではあまり突っ込んだことは言えない・言わないってことで(;´ー`)
で、内容の方では遂にアンバー*3が登場するみたい。
まあ、一応今週もラストにホァンとすれ違う形でチラっと出たりしてたけども。
来週も楽しみだな〜ε=\_○ノ
あー、それからあの白スーツ達もまた出てくるよ('A`)イラネ

*1:以下全て間違ってたので修正済み

*2:1巻は2話で4000円弱、どちらも市価。定価はそれぞれ6930円、5040円(税込)

*3:OPに最初っから登場してる例の緑の子