らき☆すた 第24話「未定」

第24話＝最終話。
アニメ界を騒がせ話題をかっさらっていった一大ムーブメントもこれで最後。
あとはDVDなりCDなりという形で引き継がれる事に。


さて、最終回は最初で最後の“一話一貫構成”
原作のネタをちょこちょこ繋いだブツ切りバラエティ盛り合わせな作りではなく、一般的なストーリーもののアニメと同じような感じ、ということ。
折角なのでこれに合わせてgdgdな感想も個々のネタに言及するのは止めて、今週の話を総合して振り返る形にしようかな、と思う。
ちなみにOPは、映像は元より曲もなしで、本編にテロップだけ被さる形式。


ちなみに肝心のストーリーの方は文化祭は文化祭でも、クラスの出し物をメインにせず…というかそっちはほぼ触り程度で、オープニングセレモニーでチアダンスをしよう！というパティ発案の企画の準備や練習・本番が主軸。
（高校の文化祭としては奇抜な発案だけれど、祭りのセレモニーとしては割とあり得る事。NFLなんかじゃチアはそれだけでひとつのショーにもなってる鉄板モノだからねぇ。
最終回に至ってあの「ただ華やかにするためだけのもので特に意味はない」と思われたOPのチアダンスに繋げてくるとは…さすが通な人に定評のある京アニ、侮り難し(；´ー｀)y─┛~~
それに、この形ならクラスの垣根を越えて生徒キャラは全員一同に介せるのが強みっすなー。


でもって本編は幕が上がる直前までで本番はなし。
その前の通し練習で完成形を一度お披露目しておいて、あえて本番は流さないのもひとつの工夫として良い(*´д`*)
つーか、不覚にも通し練習でちょっと感動してしまって…(ﾉД`)
やっぱり団体系の全員が一丸となって何かを成そうとする姿はどんなものであれすばらしいよねー。


といったわけで実質らっきー☆ちゃんねるもなく、A・Bパートの本編のみに白石実写EDだけは方針を曲げずに付属させ、これにて放送終了。
何だか今回は1話の時間がやけに短く感じられ、文句なく良い最終回でした(*´ー`*)
何のかんのあったけれど、最後はきちんと締めてくる製作関係者一同に拍手。
途中、「もう毎週律儀に見ることもないかな」とすら思ったこともあったけれど、やっぱり最後まで見て良かったかな、といまは思います。


尚、早速論争を呼んでいるであろう第二期については実現性は低そう。
何しろ2クール24話を作るだけで、多分にアニメオリジナルを盛り込んでも原作を4年弱分消費している。
2期だけ1クールというわけにもいかないだろうし、いざやるとなるとほとんど全部オリジナルってことに…ね(´・ω・`)
とはいえ、そういう形で2期が実現した作品もあるのかも知れず*1、出来なくはないのだろうけど…うーん、相当な数の署名を集めたとされるあのぱにぽにですら音沙汰ないことを考えるとやはりどうかな？
まあでも、実現の可能性論に関しては兎も角、個人的にはこれでおしまいにして第二期はない方が良いかなぁって考えてます。


さて、これにてアニメらきすたレビュー（？）もお終い。
「原作を既読だから」とレビューに取り組むも、内容的に原作の既読未読の別はあまり意味がなくレビューも激しくどうでもいい内容になっていた現実＿|￣|Ｏ
最後くらい、ちょっとはマシなことが書けたろうか…。
ところで、まだ現役で中高生のみなさん。
アニメに影響されて何かをするのはどうかと思いますが、文化祭などの学生にだけ許された特権的イベントは後悔のないよう大いに好き勝手振舞って下さい。
フィクションの世界とは違い、現実には「こんな恥ずかしいこと／バカらしい事／無茶苦茶なこと／キャラじゃないことをできるわけない」と思い、やってみたい企画や案があってもついつい温めたまま終わってしまうのが普通だと思いますが、その当時は如何にアホな事のように思えても大人になって後から振り返ってみると大したことではなく、「あぁ…やっぱり恥を忍んででもやっておけば良かったなぁ…ρ(-ω-、)」と思うこと請け合い。
僕も当時、何か思い切った大胆な事を考えていた覚えがありますが、結局押し通すだけの勢いがなく、霧散した記憶があります。
で、結局元々の保守的な校風が仇を成し、10クラス前後あった3年生はほぼ全クラスが飲食関係という始末。
準備や当日の運営などはさすがにそれなりの思い出になっていますが、正直言って青春の思い出としては微妙でやり切った感に乏しかったです。
是非、みなさんは「ハズイ」と言われようが、「イタイ」と言われようが色んなことに果敢にトライしてみてください。
当時はそんな風に手厳しいことを言ってくる人も将来的には必ず好意的な事を言ってくれるはずです。


とまあ、何故かこんな場末のブログで真面目に熱く語ってしまっている時点で何あいつ〜チョーハズイんですけどぉ〜なんじゃないの？な管理人がお送りしました。

*1:知識ないんで、その辺のアニメの業界事情はよく知らないんです。すみません。