BAMBOO BLADE 6
- 作者: 土塚理弘,五十嵐あぐり
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2007/09/25
- メディア: コミック
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- ココにゾクゾク :タマ、気合の一閃(133〜136頁)
ゾクっときたというかシビれたと言うか、兎も角禁断の突き使っちゃいましたよ?
予想&願望通り見事アニメ化されたバンブレの最新刊です〜。
この6巻でインハイの予選の最終戦─東城高戦が決着。
結末に関してはちょっと意外な形になります。
というのも、ご都合主義的であっても予選くらいは何のかんので突破するんだろうと思っていたのに敗退したから。(意外な理由はネタバレ)
ただ、この結果であれまとめ方は非常に巧いです。
むしろこうなって良かったんじゃないかとすら思えます(コジローのクビは一層危うくなりましたが(笑))。
とまあ、今回はあらすじ=試合展開と結果になってしまうのでそちらには言及できないため、何か他のことでもつらつらと。
五人揃って初めての実戦です。
各人物の個性がいかんなく発揮されててとても良い塩梅。
また、一戦を長々と描かずひとりあたり1話で決着がつく展開は、部活動ものとしては珍しい程に簡潔かつスピーディで個人的にすごく好み。
相変わらずのにぎやかさとコメディな内容にスッと一本、剣の“道”を通しての教訓や教示などが入る楽しさと感慨深さのトーンが絶妙です。
今回などは、キリノのこともさることながら我を失うほどに剣にひた向きなタマキの姿勢と闘う姿に何故か涙腺が…。
うるっと来る様な場面展開ではないはずなんですが、なぜかしらくるものがありまして。
面白くて和やかで、時に熱くシリアスに、でもって更にたまに家庭的な連帯がみせる温かさとかもうね、すっごく良いよね!
兎にも角にも基本はおもしろおかしくなこの作品、どんなアニメになるのか漫画の今後同様とても楽しみです。