ゼロイン 7

ゼロイン v.7 (角川コミックス ドラゴンJr. 33-16)

• ココにハラハラ ：？？？「･･････逃げろ爲妹。逃げるんだ。お前だけでも･･････」（60〜61頁）

エエエエエ　ちょちょちょ、ピー死んじゃうのかよ！マジで！？（ネタバレ回避）


6巻から引き続いてのファーストフロッグ編完結。
7巻最初の1話で終わりやがりました。
1年も空いておいてたった1話で終わるなら、6巻をあんな引きが強くてキリの悪い最後にしないでフロッグ編完結させておいてよ…と思わずにはいられない。
大人の都合なんて知るかー！ドチクショーめー。


てなわけで、配達屋の話は無事完結。
コウがまたしても得意のいいひとっぷりで意図せず変なフラグを立ててますが、兎に角も円満解決の運び。
長編はこの頭のフロッグ編のみで、残りは1話完結のショートエピソード（二０二号編を除く）という構成。
尻尾のフロッグ編以外が短編だった6巻と順序だけ逆の同じ作りですね。


でもって、この短編の充実度が良いなぁ、やっぱり。
短編は基本的にはギャグ路線のものが多いわけで、時折本編が祁雫死亡など深刻さに過ぎる展開を見せるだけにバランスとギャップが程好い。
この7巻でも二０二号編がシリアス一本のマジ回なんで、1冊全体のまとまりが丁度良いです。
短編の内訳は次の通り

• ファーストフロッグのその後

Side Pieceなのでとても短い。4頁。

• 学校編1

みくるとコウ、そしてコウがある決心を固める話。

• 二０二号

民警が手を焼いている殺し屋─二０二号─の捕獲任務。
ゲストとして民警のNo.1エージェントが同伴。

• 式江と家族

なんとあの一匹狼な式江の家族が初登場！
式江の意外な一面が見られるかも。

• 学校編2

超絶バカ回。
ここまでアホなことされると認めざるを得ない、ってくらい突き抜けてアホ（笑）。

• 民警不人気マスコットPR活動

ドアラショミンくんの人気を上げるためのPR活動を押し付けられた十三課の奮闘模様を中継。
花、カワイソス…。
名前が出てる短編以外での式江と花の登場はほぼ皆無。
出番がなければ活躍の仕様もない、ということで7巻はみくる中心。
尚、二０二号編ではあの人も再登場しまっす。
個人的に超お気に入りの人なのでホクホク。


今回はラストまで短編のままなので引きはなし。
1年空いてもとりあえず大丈夫です。
そんなに空かないとは思いますが。