しおんの王 第8話「夢への扉」

悟の企みと小林のビジネス欲、そして羽仁名人も推したことで遂に実現した前代未聞のトーナメント。
万一の負けを恐れたプロ棋士からの参加申し込みが一向になかったのだが、土壇場の駆け込みで続々参戦。
いよいよ幕を開けた勝負の舞台は、初手から波乱の幕開けとなる。


遂に始まりました完全オープントーナメント。
一発勝負の世界独特の緊張・高揚感はやっぱいいっすねー。
今週はとりあえず主要メンバーが1回戦を無事に通過する所まで。
さすがに初戦で脱落する主要人物は居ません(笑)。


で、ですよ。
「悟がプロに勝った」
まあ、これはこれまでの前振りからも当然の事で視聴者的には波乱でも何でもないわけですが、何と九段が小学生のアマに負けた。
こ、これはさすがに
 ざわ…ざわ…
もんですよ(;´Д`)
フィクションだから何でもアリなのか、それとも実際に将棋の世界ではこういうこともあるのか。
「ちょっと指せる」くらいの僕には分かりませんが、普通に考えたら「ねーよ!」ですよねー。
うん、やっぱしおんは面白いネ(*´ー`*)


また、棋戦と別のところでは歩のお母さんが初登場。
そして登場してすぐの回で何かあったらしく、1回戦が終わって以降「歩と連絡が取れない」と協会の古田さん。
棋戦とはまた違う所でも不穏な空気を感じさせつつ、来週へ。


今週は概ね原作通りで流れや設定上の変更などは特にありませんでした。
科白の欠落や追加などは常の事として、一番目立った変更点を挙げるとすれば
162名 54人ずつ 決勝T進出条件は3回戦まで勝ち上がること
 であったのが
144名 48人ずつ 4回戦まで勝たないといけない
となっていた点。
人数の方は「54人でトーナメントを戦うと2回戦で27人になってしまうので必然的にシードor有利な組み合わせが発生してしまうから」という理由で簡単に説明がつきます。
逆に進出条件が更に厳しくなった理由の方は良くわかりません。
ここを変えると今後の展開も変わってくるので、そのための前準備?
その他は

  • 紫音が勝つまでの展開がちょっと違う
  • 悟の相手だった森山五段が早指しで勝ったのは神園九段*1ではなく、羽仁名人(アニメでは名人は負け知らずの絶対強者の位置づけ?)

など。


来週はあのガキんちょと紫音戦!
の前に、沙織−神園戦と歩の関連の話になるはず。
漫画通りなら神園先生のOPばりの顔芸ド迫力の鬼の形相がバーンと!(゚Д゚)ヒィッ

  • 今週の進行度合い

原作3巻をほとんど消化。1話分を残すだけです。

*1:以前も書きましたが漫画では八段