シゴフミ 第2話「ロケット」


※サブタイトルコールがない作品らしいので、画像は前の週での予告映像を使っています
う、うぅ(´;ω;`)ブワッ
なんという鬱アニメ、しかし感動作。
そんなにいくつも見ているわけではありませんが、今期一の神アニメと言っても過言ではあるまいて。


2つでひとつのエピソードが完結する前後編の後編にあたる今週。
ロケットを飛ばす夢を抱いていた少年─翔太─とそんな彼と眩しい物でも見るかのように関わってきた穢れた少女─明日奈─。
少年が少女に寄せた想いはついぞ届くことはなく、彼女自身の手にかけられその短い一生を終えてしまった…。
しかし、生きてる内に届くことのなかったその想いは死後、シゴフミに載せられて初めて少女へと届いた。
そういて、彼の想いを受け取った少女は少年の夢を引き継ぎロケットを飛ばすのだが…。

だが、ですよ。
あそこで無事に飛ばして終わればまだ何とかハッピーエンドの域ですよ。
しかしなーんぞこれ、明日奈まで死におったばい(つД`)
きっつい、これはきつい。
間違いなく鬱アニメの領域です。


誤解がないよう補足しておきますが、小説版シゴフミはこんな鬱まっしぐらの作品ではないです。
むしろ、初見で誰もが思う「これってしにバラのパ○リ?」という感想にたがうことなく(パクリではありません)、心温まる感動系の作品です。
だから文伽も拳銃なんて物騒なものはもってません(;´ー`)
OPで銃を構えるシーンがあったからアレ?とは思ったけど実際に本編で拳銃抜いた時はびびりました
それから、4桁の数字を起動コードにして杖が発揮する特殊効果みたいなものも小説の杖(マヤマ)にはなかったように記憶してます。

小説とアニメは題材を共にしただけの別作品と聞き及んではいましたが、よもやここまで違うとは思わず。
同じ「シゴフミ」という素材でこうまで趣きの異なる作品を作れるものなんだなぁと感心しました。
でもって、鬱も鬱で小説とは真逆をいくアニメではありますが、だからといってつまらないだとかダメだということは決してなく、相当の名作・力作。
といいますか、アニメの方が作品としての完成度は高いのではないかとすら思えます(*´Д`)マジスゲェ
こりゃもう最後(1クール13話?)まで見続けること確定間違いなし。
モニターの向こうの貴方も是非見るべし!べし!(゚∀゚)


ちなみに1話にはなかったOPは今週から。
映像良し。
そして音楽はアリプロ…ってアリプロかよ(笑)。
確かにアニメの世界観にはマッチしてると思います。
小説のシゴフミだったら間違ってもあり得ない組み合わせですけど、ミステリーサスペンス風なアニメ版には丁度良い感じ(*´∀`)
ただ、アリプロっていい加減曲調がマンネリだよね。
NOIRコッペリアからとそう長くは無いアリプロ歴ですが、AVENGERでOP・EDに留まらず作中BGMをすべて担当したあの頃がピークで、その後は出す曲出す曲どれも同じ雰囲気…といっても言い過ぎではない気がするです(´・ω・`)(アルバム曲まで聴いてるわけではないのでシングル曲だけを聴いての感想ですが)


話が脇に逸れましたが、そんなこんなで小説版とはまったく違う舞台で見事に花咲かせているアニメ版シゴフミ
来週も貴方に、シゴフミが届く…。