狼と香辛料 第二幕「狼と遠い過去」


まだまだ序盤も序盤、あまりのスローペースに見続けるかどうするかの判断も下せないそんな狼と香辛料の第2話。
今週はホロと出会い、思わぬ二人旅を始めることになったロレンスが…とあらすじを書くほどの進展がなく、
豪雨→雨を凌ぐ為教会の世話になる→そこで知り合った駆け出しの行商人に儲け話を持ちかけられるという大雑把な流れだけ書いておきます。


といったわけで、本当に遅いです。
というと語弊があるでしょうか、言い換えれば丁寧です。
意図してそうなっているのか偶然か、先週の第一幕の内容がちょうど丸々小説1巻の第一幕分でした。
そして今週も小説の第二幕分(34頁)を丸々放送。
少しも三幕の内容にはみ出ることなく綺麗に収まっていました。
と、もし仮にこのままのペースでいくとすると1巻だけで7話。
1クールだとお話にならないので2クールだと仮定しても…と思ったのですが何と1クールだそうな。
ぇ、色々とムリじゃね?(;´Д`)
反応を見ていけそうなら2期も〜という構想なんでしょうか、うーん…。


さて、話が逸れましたが、今週も落ち着きのある雰囲気を伴いつつホロとロレンスの掛け合いにエンジンがかかってきました。
ことにこの二人の掛け合いはこれから先ドンドン油が乗って拍車がかかり面白くなること請け合いですのでお楽しみに。
また、もうひとつの醍醐味である金儲けサイドもその姿を見せつつあります。
このまま小説と同じペースで進むのであれば、来週ようやく助走に入り始める所ですからまだ先の事ではありますがこちらも楽しみにして頂くこととして、小説が人気あるらしいけど*1何かこれ退屈だしつまんなくね?と既に思い始めてる人が居ましたら今しばらくのご猶予を(笑)。


ちなみに、やはり大元が文字のみの小説、ということで細かな部分の修正や変更はとても多いです。
ホロとロレンスのやり取りなどは先週から特にその傾向が強くみられる部分ですね。
それと、1話の時はあえて指摘しませんでしたがやっぱロレンスの声あってなくね?
福山さんというと、どうしてもギアスのルルの印象が強く、今回も演技もその時の演技とほぼ同じ調子。
演じ分けの出来ない人ではないなので「そうなってしまってる」のではなく、「そうしている」のだと思いますが、何か違うよなぁ…(;´ー`)
何となくこの福山ボイスでは金儲けの算段や心理的裏の読み合いなどに長けた*2行商人としてのロレンスばかり際立ってしまう気がしますねー。


先週は一言でちょろっとだけ触れたことですが、それにしてもOP曲がとても良い(*´Д`*)
この曲の雰囲気だけで『狼と香辛料はこんな作品です』と説明がつくのでは?
まあ、さすがに金儲けサイドのスリル感などはこの曲だけでは表現し切れないので全てを表し尽くせているわけではありませんけれど。
それと牧歌的?童話的?なEDも好きッス。
あとは物語の方がもう少し進展して興に乗ってくるのを待つばかり。

*1:07年度の『このライトノベルがすごい!』で確か1位を取っていたはず

*2:といってもまだまだ未熟。つかまさにルルっぽいな、この条件では…。