狼と香辛料 第五幕「狼と痴話喧嘩」


ホロを人質にとられ、その上彼女が異教の化身である事実を盾にしたメディオからの脅迫を受けたロレンスとミローネ商会。
教会への告発という弱みを握られた以上ただホロの身柄を奪還するだけでは何の解決にもならない。
では、どのようにすればこの難局を乗り切れるのか。
儲け、即ち金と利権が最大の武器となる商人ならではの発想がその答え。



というわけで、大ピンチかつこのままではミローネからも切り捨てられてしまいかねないロレンスが必死こくという今週(笑)。
逆転の秘策に関しては見てもらうのが一番ですし、説明すると長くなるので省略。
まあ、ぶっちゃけ説明が長いんで見たけどわかんねぇよ!という人が居てもおかしくはないですが。(ノ∀`)゚。
とはいえ言ってることそのものはそれほど難しい事ではありませんから混乱した人はゆっくりと整理してみて下さい。
一応簡潔に言うと、要は先手を打って向こうが一銭の儲けも得られないようにしてしまい、その儲けを武器に事態の打開を計ろうというものです。


ところで今週は終わってみればさほど盛り上がって白熱する展開になる回ではなかったです(´・ω・`)
その役割は今エピソード事実上の最終章となる来週のものでした。
先週ちょっと先走って期待し過ぎてました_| ̄|○
5話はあれですね、ホロのツンとデレをお楽しみする回、ということで(笑)。
拗ねたり泣いたり怒ったりしょげたり(フリをしているだけ、というケースが多い)照れたり(略)となんともまあ表情豊かなホロでして。
小説では文章から想像するしかなかった部分がこうして映像になって再現されているのを見るのは面白いっすね(*´ω`*)


尚、今週も原作での1話分をアニメ1回分で構成しています。
そのためこの原則が崩れなければ上述の通り来週がトレニー銀貨編?の最後、という事になります。
ちなみにそういった構成故に今週もやはり端々に省略が散見されており、ストーリーの緻密はさすがに若干小説よりも劣ると言わざるを得ないとも思います(つД`)
特に今回はロレンスが語ったメディオがまださほぼ銀貨を集められていないと推測する根拠が半分ほど削られていた所が目立ちました。
一応アニメのロレンスが言っていた根拠だけでも説得力に欠けていないとは思いますけどねー。


さて、来週はこの話のクライマックス&最終章です。
アニメ制作陣営の腕にすべてがかかっていますが、ストーリー的には4話を遥かに凌ぐ緊迫感・緊張感etcのスリル三昧でヒートする所です(*´Д`*)
でもって多分エピローグも来週一緒にやってしまうんじゃないかなぁ、と。
そこまで終われば丁度原作1巻がすべて終わったことになります。
お楽しみに。