狼と香辛料 第六幕「狼と無言の別れ」


小説の1巻すなわち最初の物語が終わり、そして同時にロレンスとホロの二人旅が始まる回。
また、事ここに至ってようやくタイトルの意味もわかる回です。
てゆーか本当に今更ですね(;´∀`)
自分が読者なのですっかり失念してましたが、アニメからの人はひと月以上かけて5話も見続けても尚タイトルの由来がさっぱりわからないとゆー奥歯にものが詰まったような感じだったわけで…。


何はともあれ良い最終回でした(終わらすな)。
とはいえ、デビュー作兼電撃大賞への応募作でもあった作品なので元々シリーズ化が前提にはされていない小説。
1巻が最終回かのようなビシっとまとまったラストになっているのは自明の理でもあり、強ち間違ってはいないかな。
まあ、兎にも角にも全てが丸く収まっての大団円。
サブタイからはドキッとするような展開が予想できるといっても、実際にここで二人がお別れになってしまっては作品が成り立たないわけで、あまり意味のないブラフ(ノ∀`)
ですのでホロとロレンスは大きな利益を得て、そして約束を新たに来週から北への旅を再開します。
と、そんな感じで水路での逃亡劇→ホロとロレンスが紡いだ絆→今回の取引の成果という流れで全てを回収してこのエピソードはおしまい。
ホロの狼としての姿に恐れ戦いてしまったことを悔いたロレンスが、何といえばホロを繋ぎ止める事ができるのか頭を巡らせ遠まわしに想いを伝えるあの場面は名シーンだと思うのですが、如何だったでしょうか(*´Д`*)


今週は元々小説でも第六幕は分量が少なく省略された箇所はほとんどありません。
きちんとエピローグまでやり尽くす見事なペース配分。Nice staff.
ちなみにアニメではきちんと回収されていませんが、ロレンスは狼絡みで人死に関わるトラウマを持っていたりします。
そうでなくともあの巨体ですからビビりすぎ、とは言わないでやって下さい(つ∀`)
まあ、ぶっちゃけアレはん?これ…狼?つか狐?あんま迫力ないなとは思いましたけどー(´ー`)


さて、来週からは原作2巻の物語へ。
OPに登場する金髪の少女もこの2巻のメインゲストキャラクター。
おそらく出番そのものは来週はまだないと思いますが、声が気になるんですよねー(*´∀`)wktk
ちなみに2巻は小説では1巻よりも更に分厚いので、1巻と同じ配分の残り6話でやり切るとなるとかなりキツそう。
がんばれアニメ制作のみなさん!


尚、来週は第八幕になります。
今週六幕なのに辻褄合わなくね?と思われるかと思いますが、七幕はTVは未放送のDVD限定回だそうです(;´Д`)