シゴフミ 第8話「ハジマリ」 

良い最終k(ry
フミカの過去を巡る一連のストーリーに一区切りついた今回。
過去を清算し、これからは前を向いて歩けるよね?
と、フミカが新しい一歩を踏み出す、そんな第8話でした。
終わりが始まり、良いサブタイをつけたもんだなぁ。


てなわけで、父親との邂逅を果たした先週の話の続き。
撃たれたフミカはさすが人ならざる配達人、痛みこそあれ傷は安静にしているとやがて修復されました。
そうしてその間に語られた文歌とキラメキの過去は衝撃のものであり、それが原因で文歌はもう一人の人格─ミカ─を生まれさせていた(この人格がいまの配達人のフミカ)。

つまり文歌はずっと眠り続けてるのに何故フミカが配達人として生きているのか、の答えは一番オーソドックスな解離性同一性障害*1ってゆー形でした。
そして、どんな仕打ちを受けても文歌は父親を愛していたのに彼女を傷つけ続けたキラメキをフミカは今でも許せず、彼を自らの手にかけることで断罪を果たそうとしますが、それを春乃が宥めて止め、キラメキには別の形で罪を償わせることに。
こうしてフミカは3年の間小さな肩に乗り続けた重しを降ろすことができたのです。



これまた良エピソード。
キラメキ変態すぎ!つかこの変人マジ異常すぎる(笑)と茶化して済ますには無理のある深い話でしたねぇ(*´Д`)
まあ、それでもやっぱり力也さんの好演とあの狂人っぷりも相当なもんでしたが(ノ∀`)
それに今週はストーリーもさることながら表現や演出が光ってましたねー。
いかに文歌が怖く辛い思いをしていたのか、その暗さ・怖さ・苦しみ・悲しみetcを見事に視聴者に伝えられてたんじゃないすかね。
すげぇぜ!(゚∀゚)


と、そんなわけで今回も良い前後編でした。
このスタッフは1話完結より、もう少し腰を据えて物語を描ける前後編の方が冴えがある気がしますね(*´∀`*)
一区切りついたこの後の何を見せてくれるのか。
予告からチアキや夏香も交えて何か面白いことになってそうな感じをうけた来週も楽しみ〜。


以下、とりとめもなく心の叫びをひとつずつ垂れ流し。
夏香が人間出来すぎてるぅぅぅぅぅ!(*゚ω゚)
テラ良い子(つД`)あと順応性高すぎ(笑)。
文歌は良い友達に恵まれてたんだから早く目を覚ますと良いっすね。
チアキ「配達人をやるには若すぎる…。なんてな」和久さぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!。(ノД`)゚。
今は亡きいかりやさんに黙祷。
娘の身体に下書きってどんだけー。
その発想はなかった。
作家には変わり者が多いとはよく言うけれど、変わってるとかキメェってレベルじゃあねぇぞ(笑)。
でもそれ以外は良い父親…のかも知れない。
中学まで自宅軟禁状態だったりと色々歪んではいたけど…。

*1:平たく言えば多重人格ってことなのですが、解離性〜と多重人格は厳密には異なるそうです。また、解離性〜の患者で文歌のようにもう一人の人格を認識し、記憶を共有しているケースってのは滅多にないらしいっすよ。フィクションでは割とよくあることなんすけどね〜。