アリソンとリリア 第1話「アリソンとヴィル」

キノの旅』で知られる時雨沢恵一氏もうひとつの代表作『アリソン』とその続編『リリアとトレイズ』がアニメ化。
まずは全26話2クールのうちの前半を使って原作『アリソン』での話が描かれる模様。
製作とタイトル、放送枠がまとめられただけで実質的にはアリソンとリリトレがそれぞれアニメ化されると考えて良い。


で、アリソンの1話目です。
うわぁぁぁぁぁぁヴィルがーーー!
ハァハァ…。
のっけからお騒がせしてすみません。
なんだ、あのヴィルの声はorz
これは慣れるまでしばらくキツそうです。


うわぁぁぁ(略)作画がーーー!
もう各所で散々言われてるだろうことが想像に難くないのでみなまで言うまい(´・ω・)


う(略)古くせぇぇぇ!(´Д`)
キャラクターがおどけた時にみせるリアクションが古すぎる(つД`)
BGMも曲自体もそうだし、使い方(差し込むタイミングや場面など)にもセンスが感じられない(´;ω;`)
総じてなんというかもう全体的にセンスがない、古臭い。
レトロな感じ、と言い換えればこれも良いのかも知れないけれど、少なくとも俺は好きじゃないです…。


良くも悪くもNHK的すぎる(とか偉そうに言ってる本人、NHKアニメを見るのは初めて)。
これは原作を好きであればあるほどアニメが悪いものに感じられるんじゃないかと。
つまり逆に考えれば、原作を知らなければそこそこ楽しめそうではあります。


尚、原作が小説であることの宿命か、やはり世界観や舞台設定などの説明が十分に出来ず*1物語や世界観の奥行きが失われています。
また、ことこの作品に至ってはそういった省略が原作の地の文だけではなく、会話文にまでかなり及んでいる印象を受けました。
(なんだかんだでもう6年前の作品。僕もあまり記憶にない部分が多かったのでざっと目を通して、の感想です。)


まだ1話なのに総括するのは気が早い事は承知の上ですが、恐らくこの作品に関しては「とりあえず人気作をアニメ化してみた」の域を脱することはない。
僕も途中で見るのを止めると思います*2が、それまでは一応毎週欠かさず見てレビューをします。
今回は誉められる所がないというか、糸口が見つからなくて否定的な事ばかりのレビューになってしまい申し訳ありません(つД`)
こんな調子のレビューが続くようならその時が見るのを止める時だと思います。


あ、そうそう。
アイキャッチはデフォルメのキャラが可愛くてすごく良かった(*´∀`*)
(今回のサムネにもなってます)

*1:それをキッチリやろうとしたら大半がナレーションか説明的科白ばかりになりそう

*2:アリソンしか見ず、当初から最長でも13話までの予定でしたが更に早まりそう、という意味です。