図書館戦争 状況〇二「図書特殊部隊」

そんな着ぐるみで私が釣られ…クマーーー!
というわけで人気小説のアニメ化第2話。
勉強や事務全般が不得手で体を使う事は得意だから業務部*1ではなく防衛部*2志望だった郁。
ところがどこに適性を見出されたのか、防衛部の中でもエリートから構成されるというライブラリータスクフォースへの配属を任命されたのだった。



という先週のラストを受け、もう一人の新人手塚と入隊した郁の特殊部隊生活序盤を描いた今週。
丁度原作の第二章を丸々全部やったことになります。
なりますが、さすがに省略は多かったです。
中でも主だった省略点としては、

  • 手塚側のストーリーがなかった

 原作では郁の預かり知らぬ所で手塚が何を考え、また小牧ら上官と交わしたのかという手塚視点の話が描かれています。

  • 書架業務中のあれこれの省略及び展開の変更。

 柴崎登場のタイミングなどが変更点。
 省略は業務を始める前に堂上から最初に配架の説明があり、それを郁がメモに取り〜などなどのいくつか。

  • 館長代理と問題図書紛失→良化隊員突入事件までの背景・経緯の省略

 館長が入院。
 上での駆け引きの結果、副館長が代理を務めるのではなく、余所から館長代理が派遣される。
 派遣されてきた代理が武蔵野図書館及び入院中の館長の方針に相対する方針をもった陣営の人間であり〜。
 以下略、とまあ、書き始めると結構な事になる背景があり、また柴崎がそれを察知して事前の行動を起こしたりが原作にはありました。

と、こんな感じで、1話よりも省略が目立った観はあります。
でも相変わらずアニメとしてはそれでも良く出来てると思えるから良いっすね、図書館戦争のアニメは(*´∀`)


あ、それからクマーですが、あれも小説とは少し違う展開。

  • アニメはきぐるみ。小説はわら束縛ってクマに似せたダミー。

 全部が視覚的に表現されるアニメでわら束縛ったダミーでは、ビジュアル的に「そんなんで引っかかる奴居るのか?」となりそうだったから変更された?

  • 手塚は引っかからなかった。小説では手塚も引っかかった。

 小説だと先に手塚が泡食ったように悲鳴を上げているのが聞こえて、続いて郁のテントにダミーが〜という流れ。
 アニメの手塚の方が汚点が少なく出来が良いようです(´ー`)



あとどうでもいいことですが、柴崎の変な髪型にはもう慣れました(はやっ)。
さすが美人、土台が良いと多少ついてるものがアレでも結構平気なもんです(*´Д`*)


それにしても小説読んだ時からぶっとんだ設定の作品だなぁとは思っていましたが、いざ文章ではなく全てを映像化されるとその辺が強く意識されます。
ちょ、蔵書を巡って実弾で撃ち合いとかねーよ!(笑)
っていうツッコミはOKだと思います。
むしろその反応はあって然るべきで、それを含めて楽しむべき作品だとも言えるかも。


さて、来週はあれだけ郁に刺々しく接していた手塚によるいきなりの交際申し込み宣言のその後。
あんだけ激しくツンしておいてもうデレかよ!
と思うでしょうが、その辺は来週のお楽しみ。

*1:図書館司書のようなもの。いわゆる事務方。

*2:図書館専属の自衛隊みたいなもの。いわゆる現場方。