図書館戦争 状況〇五「両親攪乱作戦」

郁の両親が職場見学に来るお話。
果たして郁は戦闘職種である事を秘匿したまま両親をやり過ごせるのか!?


もう6話も放送された後になのに今頃ようやく5話ってどうよ、という感じですが。


と、いうわけで今回は図書館や良化機関との抗争からは離れてもっと内輪な話。
結論から先に言うと、

  • おとんはすべて知っていた
  • 堂上は良き上官である
  • 玄田はKYな上官である

この3つに尽きるでしょう。
そしてええ話やんけ(´;ω;`)と言わざるを得ない。
ちなみにおとんは原作でも思いの他良い人で、個人的にもとても評価の高い人です。
アニメでは口数が減ったのと無骨さが増した印象*1がありますが、根本的なところはさほど違いないです。


省略に関しては今週も止む無しとった感じ。
概ね原作の半分くらいにまで絞り込まれているといった所でしょうか。
それと今回は場面のシャッフルが積極的に行われていました。
実際にどうシャッフルされたかと言うと、小説では
図書館員になりたいと思った理由→レファレンス*2→郁の評価を克宏が堂上に尋ねる
となっていたのが、アニメでは
レファレンス→郁の評価→理由
となっていました。
また、

  • おかんが問題の週刊誌を読まないようにする場面が原作よりも長くなっている。

(小説ではあそこに関しては、実はすべてを知っていたおとんがさり気なく助け舟を出してくれてアッサリとおかんをあしらう事が出来ています。また、アニメではNGだった「郁が自分で借りてしまう」のも小説ではOK)

  • 克宏が堂上の部屋を訪ねて訊いた郁の評価の話が風呂場での事になっている。
  • 郁と柴崎の部屋におかんが上がっているシーンが追加されている(アニメオリジナル)。
  • 窃盗犯を捕まえるシーンもオリジナル。
  • 郁の写真が出てしまっている週刊誌の記事の内容が違う。載っている号も違う

(アニメはこの間の司令が救出の時の記事で、最新号。小説はアニメではやらなかった別の案件での記事で、司令拉致事件の何ヶ月か前の話だったのでバックナンバー。)
などの変更点や追加のオリジナルもありました。


そんな塩梅でやや慌しい話になっていましたが、順序替えのおかげでよくまとまった良い話になってましたね(*´ー`*)

*1:「手塚君は出来たぞ」「柴崎さんなら良いのか」ら辺などの言い方がもう少し穏やかで物腰が柔らかいのが小説でのおとん。

*2:利用者が所望する内容に見合う本を探す業務。克宏が望む時事問題の本を郁が探せず堂上に助けてもらったシーンですね。