図書館戦争 状況〇九「昇任試験、来タル」

タイトル通りに郁たちが昇任試験に臨む話。
一士→士長への昇格は筆記と実技の総合試験。
郁は当然筆記が課題。柴崎はどちらも余裕。手塚も…と思いきや。
尚、傾向としてはギャグ回であると同時にニヤニヤ動画ともいうべきあま〜い回です。


今回の実技試験は児童への読み聞かせ*1
実は手塚は子供が大の苦手。
とゆーわけで手塚が実技対策に向けて苦悩する様が…あまり描かれませんでしたね(´・ω・`)
一応原作では普段がアレな手塚が狼狽している滑稽な様子を大いに楽しむ機会がたっぷり用意されている手塚が主役の回だったんですが、アニメは郁メインで通すらしく原作にはない展開まで入って郁が主役に。


ちなみに原作にないというのは、主に郁が堂上からの筆記対策ノートをもらうまでの過程のところ。
原作では王子様=堂上と知れた直後のぎくしゃくはこれの前のエピソードであらかた解消しており、ノートではなくつきっきりで勉強の面倒を見てもらっています。
その他、実技の順番が郁→手塚→柴崎であったのが柴崎→手塚→郁と逆順に。
また、柴崎が実技試験を利用してちょっとした画策を実行するエピソードがあったのですが、それは割愛されてました。


と、まあ例に漏れず今回も省略は目立ちましたが、変にオリジナルすぎずアニメはアニメの色を出せてて良かったのではないかと。
原作には原作の、アニメにはアニメの良さがあると思えばこれもアリ。
尚、来週は武蔵野図書館を離れ、郁の実家のある茨城での任務の話になるようです。
三冊目『図書館危機』での大詰めにあたるエピソードですね。

*1:といっても何も絵本の朗読に限定されているわけではありません。ただ単に絵本の読み聞かせがてっとり早くそれを選ぶ人が多いというだけ。であると同時に、何人もの人員が試験を受けるため実技試験は何日かに渡って行われる&一度でも使われた絵本は重複使用できないという条件があり、日程が後の方になるほど不利だとされている。など、元々は細かな設定があったりします。