らき☆すた 6

らき☆すた (6) (角川コミックス)

らき☆すた (6) (角川コミックス)

アニメ放送終了後初の新刊。
終了からほぼ1年が過ぎ、熱も冷めやった頃という感じでしょうか。
しかし後遺症?は思いの外強く、アニメでイメージが固定されてしまった一部の登場人物が以前と同じに見えなかったり。


そんなわけで最新刊です。
かがみは特に上述の影響が強い気がします(それとみさおも)。
4巻まではそう感じる事もほとんどなかったのに今では全ての言動がツンデレをなぞってるように見えてしまうという…。
良くも悪くもらきすたはアニメ化を契機に派手になったなぁと思います。
ひっそりと連載していた初期と比べ、明らかにある層を狙いにいっている印象。


さておき、今回は比較的人物間の登場バランスが良い気がします。
下級生組や教師ペアの登場以来1冊のうちに数コマしか出番がないという悲惨な状態にまで追い込まれたななこさんもゆい姉。
そんな二人も今回は結構出てますね。
たまに存在を忘れそうになるパティも出てます。
また、メタネタや自虐ネタも増えたかも知れません。
あとみなみがやけに可愛くなったように見えるんですが、気のせい…というか元からだったかも(笑)。


そして今回、読んでいく内に大学受験や卒業式の話になり、明らかに「連載終了の気配」が濃くなっていく構成になっています。
掲載順が連載順と違うため、卒業式が時間軸では最新話のようなので本当に卒業したのかどうかは依然として不明。
一見すると夢オチのようですが…?
いずれににしても連載は続く模様。
驚きと混乱を呼んでいる件の話は実際に読んでもらうのが一番ですね。