イエスタデイをうたって 6

イエスタデイをうたって 6 (ヤングジャンプコミックス)

イエスタデイをうたって 6 (ヤングジャンプコミックス)

一時期はもう駄目なんじゃないかと思われるほど続巻が出てこなかったイエスタデイ。
最近は割とコンスタントに、忘れかけた頃には出てきているのでほっとしています。
(これでもマシな方だというのが辛いですが、如何せん3→4巻が2年半。4→5巻が3年弱も空いたことを思えば耐えられます)
が、それとは別に物語の方は相も変わらず収まり所の定まらない宙ぶらりんの恋模様が続いており、気が気でない。


久しぶりだけど以前ほどではない第6巻。
件のスタジオでバイトではなく正社員としてはたらく事が決まったリクオ
コンビニのバイトも辞め、写真の仕事に集中するようになる。
一方、リクオが仕事に没頭するようになったことでハルは言い知れぬ不安と不満を感じ始めていた。
理由は単純。
気が向けば歩いて行けたコンビニと違い、仕事場のスタジオは電車で行く距離にある。
コンビニとは違い、お客として顔を出すこともできなくなり、必然的に会える機会、顔を見ることが減っているからだ。



というわけで、今回は・・・今回も?ハルが何だか苦境。
いい加減気の毒になってくるわけですが、リクオもわざとではないし、悪気もないし、仕事だし、と仕方ない状態。
それだけに不満に思ってもぶつける先がないわけで、かえって辛いことになっている気がします。
そしてそんな状態で12月も下旬のイベント期を向かえたハルに、好意を寄せる男まで現れて・・・。


ふぅ。
なかなか収まるところに収まらないっすねー。
以前にもハルに言い寄る男が居ましたが、アレに比べれば今回のは脈なし感が漂いまくっているのでハラハラすることはありませんが、すっきりしないのも確かなところ。
はやく結論が欲しいけれど結論を出して終わって欲しくない。
結論待ちのジリジリ感が楽しいイエスタデイはまだまだ続きます。