Phantom(ファントム) 第4話「暗殺」


ウ〜ウゥエェイ ウ〜ウゥウェイ 安らかに〜
ウ〜ウゥエェイ ウ〜ウゥウェエェ 終わりにしよ〜
今期春アニメで一番お気に入りのOP曲『KARMA』発売記念の第4話。


シッピングモールでデートをする二人。
主導権はアインのものだが、ツヴァイも悪い気はしていないようだ。
良いカップルになれそうな微笑ましい光景である。



Σ(゚Д゚ )!!!?
いやいや、何か自然に受け入れてましたけど違うから!
そういうアニメじゃないから!


はい、というしょうもない小芝居はともかくとして、本当に最初何が始まったのかと思った4話です。
真相は次の指令のための下見。
カップルのデートを装っていたという話。
でも実際は下見の意味はあんまりなかったような・・・。
ほとんど作戦も何もあったもんじゃない強襲。
結果、遂行力の高さは窺い知れたものの計画性はむしろ拙さを露呈した気もします。


逆に使い捨てのやられ役はさすがの貫禄でした。
死を前にしてあの落ち着き振りと潔さ。
そこまでの地位に上り詰めただけのことはあるなぁ、という印象。
安い展開だとあそこで肝心の大物が情けない慌てようを見せたりしますが、そうじゃなかったのは高く評価したい。


ちなみにツヴァイはアインがかつてきた道を順調に辿っているようです、異常な速度で。
そしてアインは彼に自分の姿を重ね憂慮している、と。
ツヴァイが傀儡として完成していくにつれ徐々に感情を失うのに反し、アインはどんどん違う表情を見せていきますねー。
最初のイメージではこれほど情感豊かな人物だとは思わなかったです。
悩むこともなく淡々と職務をこなしていくだけではない。
アイン可愛いよアイン。


来週はこの手の作品につきものである「次なるターゲットは妻子持ち」*1という展開になる模様。
ツヴァイはこの一線も割とすんなり超えてしまうのかな。
そしてそれを横で見つめるアインは・・・。
本当にいちいち次回が楽しみで仕方ないな、この野郎。

*1:但し設定上妻子が居るとかではなく、子供と共に居る場面に直接出くわすのが必須