Phantom(ファントム) 第7話「過去」


ファントムを足掛かりに徐々に頭角を現すサイス。
それを快く思っていない様子のクロウディア。
漂う不穏な空気。
出る杭は、打たれるのか?



というわけで、インフェルノの内輪にきな臭い雰囲気が出始めました。
サイスも自身がクロウの鼻についている事に気づいていないはずはないと思うのですが、自重する気配もない、と・・・。
一方クロウディアも純粋な個人的興味からか、或いはサイスと切れることのないアインに対してのカードとして手の内に抱えたいのか、ツヴァイに対する執心ぶりは増すばかりの様子。
ツヴァイは記憶も消されて放り出された場所にようやく足場を築いたばかりですが、早くもその足場が揺らぎそうな・・・。
この不安定でおぼつかない感じが良いですねー。
先の見えない不安感がたまらないです。


が、今週は作画だけは駄目でしたね(ノ∀`)
殊更酷いということもないですが、今までの中では一番低クオリティな塩梅。
特にアインやツヴァイの顔が安定してなかったように思えます。


それにしても回想(夢、という事になっていますが)シーンでのツヴァイさん、パネェっす!
いきなりあんな状況に出くわしてファントムたるアインに追いかけられてのあの対応。
アインの拳銃蹴り飛ばしてましたけど(;゚Д゚)マジスカ
そりゃ確かにサイスも素晴らしい素材だ!とか言い出しますわな。
ただ、あの展開では何故ほとんど飲わず食わずで何日もあの場に留まらなければならなくなったのかが解らなかったですね。
袋小路に追い詰められた状況、と考えられなくもないですが、どうもそうでもないようないまいちハッキリしない所がありました。
まあ、それが解ったとてどうなるでもなく、解らなくてもあのシーンが伝えたいもの=ツヴァイの基本スペックは表現できているわけで、特別そこを描写しておく必要もなかったのかも知れませんね。


そして跳ね馬騎乗羨ましい・・・。
あんな車滅多なことでは運転する機会など得られないわけで(´・ω・`)
でもどうせならマフラー音をもっと凝って欲しかったかなぁ(そういうアニメじゃねーから)。


さて、今回が初の分割回でエピソード持ち越しとなったので来週はこの話の続き。
(5〜6話も連続したエピソードではありましたが、一応個々に完結点があるのでそれぞれ別個のものと考えています)