鋼殻のレギオス 第19話「導かれた出会い」


妙な仮面の集団に取り囲まれたニーナ。
そしてこちらも何かの企みに巻き込まれようとしているリーリン。
物語はツェルニの外でも大きな動きと広がりを見せ始め・・・。



最近は割と普通にストーリーを面白いと思える事も少なくなくなってきました。
が、もう19話なんですよね(´・ω・`)


という愚痴はさておき、何だか超展開があちこちで繰り広げられてましたねー。
リーリンサイドでは急に鳥の電子精霊が喋り始めたと思えば「祈れ」と言い出し、言われたとおり祈ってみると・・・???
うーん、興味深い事になってきてはいますが、何が起きてるのかは分からないというすっきりしない展開ですね。


一方ツェルニの方ものっぴきならない事態に陥っているわけですが、こっちはこっちでいきなりマップ兵器が登場する超展開。
文字にすると剄羅砲と書き、どうも元気玉みたいな原理で発射できるっぽいですが(違ったらすいません)、その辺の説明省きすぎです。本当にありがとうございました。


そしてまた話はニーナの方へ転がり、こちらではニーナがあちこちワープする超展開。
「たいちょぉぉぉー!」「レイフォーーーン!」




どういうことなんだ(笑)。
感動的再会なのは良いけど、リーリンが祈ってからの展開が急すぎる。


今回のエピソードは以前にも増してあれこれ急ぎ足で同時に進行しているせいでどうもしっちゃかめっちゃかになってますね。
テンポが良いというのとは違い、単純に落ち着きがない構成になっている気がします。
場面の転換が多すぎるし(´・ω・`)
大体あの赤い髪の男は何者なのか。
英語パートについての説明がようやく若干入りましたが、それも含めて全体的に原作などで予習しておかないとついていくのが大変になってないかなぁ。
素材は悪くないはずなのに組み立てがぐちゃぐちゃで酷いものが出来上がっている。
そんな例を目の当たりにしている感じでした。


まあでも、とりあえずニーナがすごくメインヒロイン状態だったので良し。
先週今週とカリアンがいつにもまして為政者としての器を見せていたのも印象深い。
さらにリーリンも出番が多く、中でもニーナとのかけあいは面白かったですね。

これはかなり良い取り合わせ。
が、今後間にレイフォン入っちゃうとまた別のものになっちゃうんだろうなぁ・・・勿体無い。


というわけで、風呂敷はものすごく広げるけど畳み方が雑すぎるという初期の頃から一向に変わらない「終わり悪くて全て悪し」の悪いパターンのまま終わった一連のエピソードでした。
来週は新展開に入り、今度はフェリが居なくなるようです。
これはアレか、居なくなった人から順にヒロイン扱いしてもらえるという・・・。