Phantom(ファントム) 第14話「監視」


成り行きからキャルを闇社会のアサシンとして鍛えることになった玲二。
しかしとても気乗りのするような仕事ではない。
なかなか一歩を踏み出せず、ただ無為に平穏な日常をキャルと過ごしてしまう。
だが、いつまでもそれが許されるはずもなく、マグワイヤから催促がかかる。
仕方なく玲二は、ひとまずキャルに拳銃を握らせてみることから始めたのだが・・・。

アイン(エレン)を失って以降、無意義にただ回るだけだった玲二の人生の歯車が狂い始める第14話。
狂った歯車がもたらすのは吉兆か、それとも凶兆か。


というわけでロリキャルが意外な真価を発揮する回です。
いや、しかしそれにしても・・・。すごいなぁ、キャルは。
少なくとも射撃センスに関しては相当なものがある模様。
しかしそれだけに留まるのかどうか。
流れからするとそれだけじゃ済まないようなトンデモナイ子供の予感がします。


一方クロウの方は被害にあった梧桐組のご機嫌取りのためビッチ状態。
例の件もワイズメルの差し金だろうと探りを入れることにしますが、さて、その見込みは正しいのかどうか。
やったのはサイスに命じられたアインなわけで、見当違いとしか思えませんが・・・。


ちなみにキャルの訓練をしたあとの玲二さんはその梧桐組をエサに襲撃者を釣る仕事へ。
目論見通り網にかかりましたが、組員を一人殺されてしまう。
そしてその暗殺者の影を追った彼が見たものは、アインの面影。
現状は玲二視点なのでアインかどうか真偽は定かではないことになっていますが、まあアインなのは間違いないでしょう。
ちなみにこれは変装?中のメガネの玲二さん。
似合いすぎだ。何やってもカッコイイじゃないか。


これでまた更に面白くなってきました。
これはあれですね。

  • 玲二はファントムとして襲撃者(=アイン)を殺らなければならない。
  • そしてキャルもジュディの仇であるアインを・・・。
  • しかし玲二はアインを殺すわけにも、キャルに殺させるわけにもいかない。
  • しかも降りかかる火の粉を払おうとするアインにキャルを殺させてしまうわけにもいかない。

という板ばさみ展開を予想。
そうじゃないとしても、それはそれで予想外の展開として面白いですし、先への楽しみが尽きません。


ところでジュディの車の助手席に乗って玲二が話をきく場面がありましたが、話をするだけなのに何で玲二さんはシートベルトを締めていたのか(笑)。
背景からはあの場を移動した感じは見受けられませんでしたし、作画ミスだろうか・・・。
それと、命中して喜ぶキャルが可愛すぎた。
ヒラヒラの服着てキャッキャしてるのも可愛すぎた。もうダメかもしれない。


さて、来週はついに・・・といっても話数的にはそんなに空いてませんが、アインと再会するのかな。
2クール目に入った今週から変わると思われた新OP・EDへの変更もおそらく来週からのようです。