鋼殻のレギオス〜MISSING MAIL〜 4

鋼殻のレギオス MISSING MAIL (4) (角川コミックス ドラゴンJr. 123-4)

アニメが散々なものだったレギオスのコミカライズ。
数種類あるうちで最も先行しており、一応これが大雑把には一番原作の流れに近いとされるMISSING MAILの第4巻。
アニメがあんなだったせいか、興味が薄れて自然と見る目も厳しくなった気がします。


というわけで4巻なのですが、これまであまり気にならなかったことが気になるようになってきました。
まず、とてもいまさらですが作画がひどいよね、という･･･。
アクションシーンに関してはもはやあってないようなもの、と割り切らないといけない程度です。


そしてどうにもストーリーの構成が大雑把。
原作から必要なところだけを掻い摘んだ感じがありありと出ており、原作のないオリジナルだとしたらまともに評価できない。
原作つきだからこそ成立し得ているように思えます。
アニメとは明らかに違い、原作とも若干違う（らしい）展開に多少の興味は湧きますが、それだけにもうひと頑張り欲しいところ。
あといくらかクオリティが高ければ大分良い作品になりそうなのですが･･･。
レギオスの漫画は原作のイラストレーターが担当している無印だけでいいかもしれません。
あちらは半端に原作を追うことはせず、完全書き下ろしのオリジナルなのできっちり作品として個が立っています。