CANAAN(カナン) 第四話「呉れ泥む」


友人であるマリアに拒絶の色を見たカナン。
思い起こされるのは、かつて大切な人と過ごした日々の記憶。
そして、それを奪われた過去。
奪い去ったのは、あの女・・・。

因縁明らかとなる第4話。


さて、ちょっぴりカナンの過去の掘り下げもあった今回。
カナンのコーディネーターと思しき夏目とサンタナのつながりもほんのりと。
すこーしずつですが、段々と与えられた情報が増えてきました。
それでも依然、全容めいたものが分かるには程遠いですけどね。
とりあえずひとつハッキリしたのは、カナンにとってアルファルドは恩師であり家族同然に思っていたシャムの命を奪った仇敵ってことでしょうか。
一方でそのシャムとアルファルドが既に面識があったような感じだったので、ここの関係性が新たな不明要素として浮かびあがりましたが。


しかしまあ、なんだろう、その・・・マリアがどうにも人として魅力にかけるキャラになっていて好きになれないっすねぇ。
中核を成す人物の一人がこれっていうのがどうにも惜しい。
一応来週の展開次第という側面も残ってはいるので、その辺に期待です。


逆にアルファルドは上から人を見下ろすかのような態度が実に不愉快で、登場初期から一貫して良いキャラしています。
泰然とした笑みや私は何でも知っているぞ的な言動など、一歩先を行っている事を自覚した者特有の優越的な様子が本当に腹立たしい奴です(笑)。
ナイス悪役と言わざるを得ない。


というわけで4話でした。
前回がああだったのでもっとガッツリえぐってような話になるかと思いきや、意外と大人しい回でしたね。
来週はカナンとマリアの和解・・・というかすれ違いの解消の展開になりそうです。