大正野球娘。 第五話「花や蝶やと駆ける日々」


家が呉服屋を営んでいるという雪からユニフォームが配られた一向。
気持ちも装いも新たに打倒朝香へ向けての練習を始める。
が、如何せん野球のテクニック以前に基本的な体力が足りない。
それにそもそも9人居ない、とマリアからは「ずっと基礎練のターン!」を宣言されてしまう。
こ、これは早いところ9人目を再確保しなければ・・・。

ついに来たる!ダイヤモンドを駆ける流星!駿足キャラ加入の第5話。


今回は足りなくなった人員をどこからどうやって補充しようか、という話。
それ以外の描写、主に練習風景はきわめて淡々とルーティン。
とはいえランニングの繰り返しには鏡子が徐々に先頭集団の小梅たちとの差を詰めていっているなど、さり気ない変化もみられました。

ただし晶子、てめぇはダメだ。
一番体力の要る投手が一番体力なくて乃枝以下って・・・(つД`)オワタ


でもって御車のシーンが動きまくりでおもろい。
普段があまり激しい動きのない作品なだけにああいったシーンがやたら際立ちますねー。
そしてタマちゃんは男前、と。
「あのね、私、そんなに重くないのよ?」
「私、そんなに重くないのよ?」

それはもう、とてもとても大事なことなので2回言いました。


そしてお待ちかねのスピードスター登場。
その名も菊坂胡蝶。
そんじゃまあ、まず塁間を走らせてみたらどれくらいのものか見てみようか、となるわけですが・・・。
!!!?
はええええええええええええええええ。


となればここで必殺の「あなたが必要なの!」となりますが、意外にも陥落せず。
心を揺らすことには成功しましたが、逃げられてしまいました(´・ω・`)
が、策士マリアのアフターフォローでトドメ。
無事加入の運びとなりましたとさ。
陸上部の方の顧問も良い先生でしたねー(´;ω;`)ブワッ


というわけで5話でした。
胡蝶いいよ胡蝶。アホ毛ぴょいーん。
人間的にも良く出来たいい子だしなぁ。
そして構成や展開そのものはありきたりとも言える王道パターンなのに、流れが丁寧に構築されているので退屈にならない。
むしろしっかりとした王道は予想や期待したとおりの展開がきた時に痛快さがあるので気分が良いですね。


いやはや、そんなわけで今週も面白かった。実に愉快。
悲しいとか感動したとかではなく、楽しくて笑い涙の出るアニメなんていつ以来だろう。
と考えてつい最近咲があったな・・・と思いましたが、それを除外すれば大分久しぶりな気がします。


来週は突然のマリア一時離脱。
それから今週小梅の父親が言っていた虫除けバリアーの詳細が明らかになるのかな。