CANAAN(カナン) 第七話「慕漂」


乗っ取られた対テロ国際会議上。
人質となった米国大統領以下各国要人。
そして、彼らが感染したウーアウイルス。
アメリカ本国では各種対応策が検討され、その中にはマリアの父、大沢賢治の名前もあり・・・。

前半のクライマックス感漂う第7話。


さて、色々と慌しい展開ではありましたが、忙しい中にも色々と盛り込まれていた観のある今回。
作中での説明は少なく、相変わらず視聴者側の各自での理解に任せる作りではありましたが、ここ数話に比べれば大分分かりやすかったのではないかな、と。


ただし着弾は絶対条件ではなく、失敗も前提に蛇・・・というかアルファルドが動いていた節があり、その意図は不明。
米中間など各国の摩擦や米国内部の内紛を煽るのが目的なのか。
といったような推察こそできれど、答えは分からず。
共感覚の酷使で倒れてしまったカナン共々、次回以降での言及に期待。


不明と言えば、夏目がやろうとしている事にカナンがどういう形で助力したのかも良く分からなかったなぁ。
もう一度見てみたら分かるだろうか。


話は変わって、今回は序盤のアクションがマトリックス風で良い感じ。
一時期は乱用されすぎて飽きの来た演出ですが、たまに見る分には悪くないですね。
2話以降目立ったアクションもなかった事もあり、タイミング的にもナイス。
ただのネタキャラだったカミングスがなかなか渋いはたらきをしていたのも好ポイントでした。