うみねこのなく頃に 第8話「EpisodeII-III week square」


別次元からメタ視点を有する戦人がおり、彼と魔女を自称するベアトリーチェとの頭脳戦を描くというコンセプトがep1のラストに示された本作。
5話以来の更新となる今回は2回目に入ったゲーム?の序盤から中盤と思われる第8話。
1回目とは異なる点が多く見られたが、新たに与えられた情報は戦人に有利にはたらく事はなく、むしろ追い詰められていく・・・。


というわけで8話です。
6話の内容はそれの何が推理の足しになるのかハッキリとは分からないもので、どちらかと言うとキャラクターの掘り下げのように思えましたが、7話以降は1回目と同じシチュエーションの再現に入り、1回目との歴然とした相違点を示し始めました。
現状で重大な違いは次の2点。

  • 殺されていく人物や順番が1回目と異なる
  • ベアトリーチェが初日から人前に姿を現し、館内に居る

そしてメタ視点の戦人は繰り返される惨劇を目撃させられながら魔女を論破すべく頭を悩ませる、と。


但し同じ戦人は戦人でも2回目の世界で動いている方の戦人の知識などはまったく初期の状態であり、リセットされた状態である模様。
1回目の出来事を前提にした行動を取ってベアトの裏をかくといった事はできない様子。
メタ戦人はあくまで何も知らない自分が振り回されているのを「見るだけ」で挑まなければならないようです。


と、いうのは推理モノらしくて良いのですが、ココら辺からがどう見てもファンタジーなんだけど・・・。
これをファンタジーではない、とどうやって理屈で説明するのか。
朱志香が劇中で言っていたように「夢を見ていた」であるとか幻覚で片付けられてしまうのかな。
あれが現実だったら戦人は頑張るだけ無駄ですし、はなから「※これはイメージ映像です」とかの注釈でもあって「現実に起きていることではない」と分かれば変に悩む必要もないのですが・・・。
まあでも、あの場面をメタ戦人が目撃していないことを考えると、やはり夢や幻覚、或いはベアトの空想の線が濃厚か。
戦人が見るのは礼拝堂の場合と同様、あくまで事後の現場だけでしょうし。


いずれにしても、心通じ合ったと思った時には死を迎えるとか相変わらず原作者の手口がえぐい(つД`)
朱志香はとても良い子。そして普段の振る舞いに反して中身は乙女(´;ω;`)ブワッ
戦人が諦めない限り次があり、生き返るとはいえとてもやるせなくなるので、てゆーか目から変な汁とか出ちゃうので、戦人くんは早く頑張って解決して下さい。
まあ、原作ですらまだ解決してないものをアニメが1期だけでクリアするわけないんですけどね・・・(´・ω・`)
それでも戦人の応援だけはし続けよう。
たとえいまは意固地になっているだけのおバカさんにしか見えなくとも。