CANAAN(カナン) 第八話「乞」


一応は事無きを得たかのように見える対テロ国際会議ジャック。
だが、この時に共感覚を酷使したことが原因となってカナンは色が見えなくなり、戸惑う。
一方ミノさんは推測を交えつつも徐々に真実に迫りつつあるようで・・・。

あの人再登場の第8話。


さて、ひとまず危機を脱し、人心地を得た様子のマリアとカナン。
しかし色を見ることで人の感情を察知してきたカナンは、色が見えなくなったことに戸惑いを隠せない様子。
六感があるのが当たり前の状態から突如常人と同じ五感しかない状態へ。
我々で言うと五感のどれかを失ってしまったのと同じ状態なんでしょうねー。
いきなり目が見えなくなったり耳が聞こえなくなればそりゃ困惑するに決まってる。


だが、カナンがこのことを深刻に捉えているのに比べればマリアはあまりそうでもない模様。
元々カナンには普通の女の子で〜という考えを持っているようなマリアのことですから色が見えなくなったのも悪いことばかりではないと思っているのかも。


一方ミノさんですが、ウーアの事、村の事、そしてハッコーの事。
諸々勘案してひとつの仮説を立て、サンタナに突撃。
仮説に対する返答はイエスでもノーでもなく、現場となった村を見に行くというもの。
その目で確かめろということかも知れませんが、概ねミノさんの仮説で合っているっぽいですね。


そして、決意を胸に置手紙を残して旅立った様子が描かれた5話以来出番がなく、まったく無視されていたユンユンがここに来て再登場。
来週のミノさんご一行の場が和みそうですが、役割はナビゲーターとかだろうか。


というわけで8話でした。
今週はドンパチなしの大人しい回でしたが、その分話に進展が見られた感じ。
次回はリャンチーが再登場ですが、いよいよご退場の可能性?
予告では思いつめた様子のカミングスが誰かに、というかアルファルドに?銃を向けている場面がありましたが、さて・・・。