ホーロロギオン 1
- 作者: 乃花タツ,花田十輝
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2009/08/27
- メディア: コミック
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尚、原作者は既にライトノベルなどで活躍している作家さんらしく、受賞者は作画の乃花タツさんの方らしい。
時の止まった世界で始まる女の子達のファンタジー物語。
以前Amazonのこの本を買った人は〜のリンクに本作を見かけ、電撃のHP上で1話を試し読み。
1話だけではストーリーの魅力は計れないものの作画は独特なものがあり興味をひかれ、購入。
ストーリーはまだ序章、滑り出しといった観があり、今後次第の側面が強いですが、期待は持てます。
淡い感じの作画を含め、全体的に雰囲気作りが丁寧で良い感じです。
登場人物は娘三人集まればかしましい、を絵に描いたような仲良し三人組のほか、ロギオンという人なのか人でないのかよくわからない時の守り人のような少女らが登場。
物語は、ある日三人が古めかしい柱時計を拾ったことを契機に、時が止まり無人となった世界を元に戻すべくロギオンの少女が現れ、主人公はそれに協力されられることになる。
という、出だしとしては割とありがちなもの。
明確に「時を止めた悪者」といったような“敵”は今のところ出てくる気配なし。
ローゼンのアリスゲームではありませんが、12人いるロギオンがひとつになることで元に戻るとかいったような身内闘争が起こる設定のようです。
というわけで、これからに期待のもてる1巻ではありました。
表紙にピンと来た人は買ってみても間違いではないと思います。