DARKER THAN BLACK〜流星の双子〜 第六話「香りは甘く、心は苦く・・・」


三号機関が輸送する重要物資“イザナミ”の破壊を命じられた黒(ヘイ)と蘇芳。
まずはヘイが先行し、トレーラーを襲撃。
このままあっさり成功するかに思われた任務だったが、それはヘイを良く知る未咲が仕掛けた罠で・・・。

良い面も悪い面もなんかもう語るべきことが多すぎてどうしたら良いのかわからない第6話。


今週は大変なことになっています。
何からどうお伝えすればいいのかわかりません。
とりあえず頭の整理もかねて箇条書きで今週起きた出来事、気付いたことや気になったことを列挙してみます。

  • みちるさんの対価は「ケーキを焼く」こと?
  • イザナミ”=銀(イン)
  • 三号機関は完全実力主義
  • ヘイ、何だかんだいっても今でもインは大事
  • ヘイ達のクライアントとはマダム・オレイユであった
  • ただしそれも今日まで
  • マオ、猫の時よりモモンガの方が便利そう
  • マオ、猫の時より仕草が人間くさい
  • ノリオ、無事に生き残る
  • ただ、その代わりかあちゃんが死んだ
  • 蘇芳、かつては嫌っていた契約者に自分がなったのだと自覚
  • 舞台は札幌を離れ東京へ
  • ジュライがすっかりメンバーとしてなじみまくり
  • ヘイさん久しぶりの手料理キター
  • 蘇芳がデレたー
  • 即ち、二期になってもヘイはやっぱり天然すけこまし
  • ヘイが観測霊見えなくなっていた
  • オカマはいつだってどの作品でだって名脇役
  • アクションが雑
  • 展開や脚本も荒い
  • ギャグとシリアスの使い分けが曖昧
  • 挿入歌はともかく、今回はBGMが良い

ざっとこれだけ出てきました。
取りこぼしがあるとみて間違いなさそうです。
もう二・三度見た方がいいでしょうか・・・。


まあ、それはともかく一度見ての雑感ということでいきますが、まずみちるさんの対価。
作るだけなので簡単ですが、いつでもどこでも出来るわけではないから大分不便そう。

先週の段階でイザナミの中身ってインなんじゃね?という予想がちらほら出ていましたが、ずばりでしたねー。
(僕は言われて初めてなるほどなー、と思ったので予想してませんでした)
しかしどうしてインはあんなことになってるのか、いまはどういう状態なのかまだまだ判らないことだらけです。

輸送作戦の指揮官が美咲であることにやや違和感を覚えた今回の話。
つい最近余所からきたばかりで、しかも組織への忠誠も疑わしいような彼女。
にも関わらず他を差し置いて指揮権を有していたのは三号機関が完全実力主義だからか、或いは誰かの差し金か、それとも脚本の粗か。
このことに限らず、二期は何かと美咲の扱いが特別というかキーキャラクター的。

  • イン>その他

イザナミの中身がインだと知るや否や、慌てて任務遂行を辞すヘイさん。
あえてそのことを秘匿したオレイユも信用ならないとして手を切りました。
そして3話でのあの「殺す」発言はミスリードを誘う仕掛けではなく本当にインのことだったようですが、今回の行動はそれに矛盾。
さて、過去に何があり、ヘイはインをどうしたいのか。
気になります。

  • モモンガマオ

マオですが、もうすっかりギャグキャラ。
とはいえ、猫の時以上にモモンガであることを活かしてる。
でもやっぱり仕草がいちいち人間(おっさん)くさい。
猫の時はあんな風に脚組んだり背中ボリボリしたりしてなかったのに・・・。

  • ノリオと蘇芳

死亡フラグ死亡フラグ言われ続けてきたノリオですが、死にませんでした。
(逆にこっちは大方の予想に反して個人的に予想通り。キリッ)
ただ、やはりDTBの場合ああいった親子が出てくると片方は必ず・・・。
ということでかあちゃんがお亡くなりに(´;ω;`)
そしてその場を目撃したノリオから蘇芳に衝撃の一言。
「契約者は人殺しでも平気なのか」
これはかつて蘇芳がヘイに対して言ったことです。
契約者になったことを存外すんなり受け入れていた蘇芳ですが、以前に自分が抱いた感情と同じものを今度は自分がぶつけられたことで、初めて本当の意味で自分が契約者になってしまったことを痛感したかも。

  • 一路東京へ

さて、次回からついに東京入りです。
1期は2話でひとつという構成でしたが、どうも二期は3話でひとつといった感じですね。
3話ごとに話が区切られ、舞台もそれに併せて移る感じです。
となると、7〜9話が東京で最後に10〜12話でまたウラジオストクに戻ることになるのかな。

  • 今週のジュライくん

最近なんだかジュライのラブリー度が高い気がしてなりません。
空き瓶抱えて走るジュライ。
お茶汲みするジュライ。
インの代わりにしても十分すぎる印象です。
(ちなみに海外では紅茶などと同様砂糖やはちみつなどを緑茶に入れるのは当たり前だったりします。
 砂糖の入ってない緑茶のペットボトル飲料を探す方が大変。
 ただ、それも最近の世界的健康志向と日本企業の努力も相まって砂糖なしの純正緑茶が消費されつつはあるようですが・・・。)

  • ヘイの料理

もうおまえには任せてられん!ということで、ついにヘイさんが自ら簡単な調理を・・・。
お酒もやめるようですし、段々と一期の頃の彼の姿を取り戻してきているような雰囲気。
そして、そんなヘイにほだされて蘇芳がすっかりデレちゃった感じ。
ついこの間まであんなに毛嫌いしていたのに・・・。
さすがヘイさん、ジゴロすぎる。
まあ、その反面男には恵まれてないというか何というか・・・。
一期ではノーベンバー11にウェイ。
今週は鎮目相手に大変な目にあっていましたし。

  • すっかりただの人

ヘイは能力を失ったのと併せて観測霊も見えなくなったみたいっすね。
しかしそれ以上にあのシーンで気になったのは蘇芳の挙動。
やきもち・・・ですか?
嫉妬嫉妬、っひょー。

  • オカマ

みちるさんの死を悼むシーンはノリオよりもオカマにやられました。
仕方のないことと受け入れ、優しくノリオを気遣うレバノンでしたが、息子の号泣を前に堪えきれず・・・(´;ω;`)ブワッ
オカマは全アニメの宝です。

  • アクション

1話や2話の頃はむしろ一期より良かったんですけどねー。
二期はアクションが売りか!?とすら期待したほどなのに最近はどうも駄目です。
先週のトレーラー襲撃も然り、今週の対鎮目戦も然り。
どうにも興醒めな感じで、これならいっそアクションない方が・・・と思えるような塩梅です。

  • 脚本・ギャグ

一期と比較してばかりも良くありませんが、それにしてもやはりちょっと雑な印象が否めません。
特にギャグの使いどころが悪い気がします。
締めるところはきちっと締めて、もう少しメリハリをつけて欲しいかな。

  • BGM

やっぱ菅野じゃないと駄目だ、とまで言われ始めていた二期のBGMですが、今週は初登場曲を中心として全体的にかなり良かったように思えます。
まあ、それでもサントラ即買いだった一期を考えるとまだ物足りないのですが。


以上、長々と6話の話でした。
来週は・・・蘇芳がミニスカ学生服!?どういうことなの!
いや、それよりもDVD&BDに収録される外伝の映像配信ですとー!?予告映像とかかな?
時刻は今夜(明日)26時25分、番組HPにて配信開始とのこと。
丁度今夜のTBS第6話の放送が終わってからということになります。
最速放送は関西MBSですが、その辺はTBS基準なんすね。