DARKER THAN BLACK-流星の双子- 第十話「偽りの街角に君の微笑みを・・・」
銀(イン)の所在を掴むべく耀子を拉致した黒(ヘイ)。
一方、母との再会を果たした蘇芳は、彼女の口から衝撃の一言を耳にする。
真実の扉を開く鍵は、少女にとって残酷に他ならず・・・。
なんだかもう大変なことになって参りました。
一期に続いて今回も残り3話で畳みかけるのか!?
佳境入りってレベルじゃあねぇぞ、という第10話。
札幌編でのなかだるみ感、それに対するやや不評な世間の評判はどこへやら。
東京に来てからがもうね、すごいネ。
これだ、これこれ!こういうのが見たかったんだ!といった感じですね。
残り2話、もう目が離せないYO。
というわけでテンション滅法急上昇の10話です。
相変わらず目的のためなら手段を選ばない非道なヘイが健在です。
でも、目的が達せられた後の対応はいつだって優しい彼。
ハヴォックにはチャーハンあ〜ん。
耀子には葉月のことは心配ないと約束を。
そうして恐慌気味だった耀子は精神の安寧を取り戻し、安らかに意識を失ったのでした…。
(拷問の結果得られた供述は色々興味深い。
星見様とアンバーの関係も気になりますね。
よもや二人はイコールだったりするんでしょうか。
とてもそうは思えないけど。)
ってそのまま死んでますけどーーー!?
安らかにってそういう意味じゃねぇぇぇ!
どういうことなの!
ヘイではないのは確かです。
となると、やっぱりオレイユ?
まあ、誰の仕業にしろアレは酷い・・・(キャプ画なんて用意しません)。
まさに見るに耐えないといった様相を呈していましたが、それだけにヘイの仕業だと誤解した葉月の怒りが末恐ろしい。
このまま怒りと共にヘイにぶつかって命を落とす、ということだけはないように願うばかりです。
そして、蘇芳を取り巻く過去に関しても大忙しの今回。
明らかになったのは、
- 蘇芳は紫苑が生み出した生前の蘇芳のコピー
- 本当の蘇芳は8年前に組織の抗争に巻き込まれ死亡
- その遺体すら利用しようとしたパパチェンコ(組織の一員)
- それに反駁し遺体をもって逃げ去ったママチェンコ
- よって2年前より以前の蘇芳の記憶は全部作り物
- すなわち紫苑が2年前に契約者になったというのも誤り 彼ははるか昔からすでに契約者
といったところでしょうか。
結局ママの記憶は正しく、蘇芳が信じてきたものがすべて偽りでした(´;ω;`)
しかし、すべてを見失った彼女にヘイさんの優しい言葉・・・。
このジゴロめ。
そうやってまたこんな幼い子まで落とすなんて。
ちくしょう、絶対それ言うだろうなっていう科白だったけど、でもやっぱりヘイさんカッコイイ。好きすぎる。
そのほか、ここにきてまさかの人だった頃のマオが登場。
陽気な感じと女性好きなあの感じだと元はイタリア男だったんでしょうか。
(字幕放送によるとキャラ名がリカルドだったそうな。スペインorポルトガル説が有力?)
いずれにしても彼の元の姿が見られるとは思ってもいなかったのでイメージと違う違わない以前に、元の姿をイメージしてなかったので何とも表現しがたい変な感じがしますね。
と同時に、一期の姿が猫で良かったな・・・としみじみ思ってしまいました(笑)。
おっさんは黄(ホアン)だけで十分です。
そんなこんなで内容充実、見ごたえばっちりの10話でした。
蘇芳にとってすべての元凶とも言えるパパチェンコと紫苑。
あいつらの行く末にはそれ相応の報いがあるのか、それとも蘇芳がすべてを甘受して彼らも含め幸せな帰結となるのか。
そして、ヘイとインはどうなってしまうのか。
ああ、7日間があまりにも長い。