2009年アニメ総決算 勝手にアウォーズ

さて、今年も無事に暮れを迎えました。
多くの作品が世に出される中、そのほんの一握りを見てきた視聴者として勝手にアレやコレを表彰してしまおうという自己満足かつ身の程知らずの本企画。
今年はどんな作品が4つの栄冠?を手にしたのか、一年の締め括り。


まずは昨年の結果を振り返ってみます。
押しも押されぬ本年最高作品─────大賞:該当なし
大賞選外なるも印象深かった作品──奨励賞:しおんの王
なんかもう色々すごかった作品────特別賞:今日の5の2 (ストパン)←見てないけどすごかったらしい
注目を集め各方面で稼いだ作品───産業賞:コードギアス〜反逆のルルーシュ〜R2


シゴフミバンブレなんかも記憶に新しいですね。
しかし大賞該当なしとか・・・さみしすぎんだろ(´・ω・`)


けれど今年は違います。
文句なくこれが面白かった!と推せるだけのものがありました。
それでは、勿体つけましたが、今年の結果発表。
 大賞:大正野球娘。
 奨励賞:DARKER THAN BLACK-流星の双子-
 特別賞:咲-Saki-
 産業賞:けいおん!
 (尚、年内に完結したものを対象としています。)
たいやき。
今年はこれをおいて他になかったかな、と個人的にはそれほど久しぶりに改心の一作でした。
今年一番の作品はこれをおいて他になし。
文句なしで大賞。


DTB黒の契約者の時のノーマークとは違い、事前の期待が膨らみすぎていたのがネックとなりました。
思えば一期は毎回違うゲストのドラマを描き、2クールという潤沢な尺を使ってその間に少しずつヘイという主人公を描いていく物語でした。
本格的に各編のゲストではなく彼の物語となったのは終盤から。
対して流星の双子はいうなればずっと蘇芳がゲスト、最初から彼女の物語でした。
ヘイがほとんどオマケであり、黒の契約者と同様にまた彼の物語が見られると期待してたら違ったでござる。
そういえば副題からしてヘイは関係なかったでござる、という・・・。
そして、肝心の蘇芳の物語としても記憶を喪失して別世界へと転移してしまうラストがしこりのように残ってしまったように思えます。
あの旅で積み重ねてきたものは何だったのか、と。
そういったわけで、全体的にはそれなりに満足できたもののとても大賞には向かない、ということで奨励賞。


咲はとにかく楽しかったです。
超能力麻雀もおもしろかったですし、はいてないだとか百合だとかが異彩を放ち、BGMやSEなどの演出も光っていました。
総合エンターテイメントとして優れていましたね。


けいおんの産業賞はもう言うまでもないですね。
作品の良し悪しは一切問わず、こと「稼いだ」という点においては対抗馬いないんじゃないでしょうか。
(化はDVD・BD1巻がバカ売れしたらしいですが、原作・CD・関連本・フィギュアなどグッズも含めた総波及効果が基準)


というわけで、振り返ってみるとなかなか充実した一年だったと思います。
来年もこんな感じだといいですねー。
尚、アレが入ってないとかあり得ない!と思われたらほとんどの場合、ただ見てないが故のことと思われます。
こんなの面白いよ、というのがありましたらご意見ください。
化物語は食わず嫌いっぽい状態です。)
逆に見たことない作品がありましたらぜひ見てみてください。