ソ・ラ・ノ・ヲ・ト(ソラノヲト) 第四話「梅雨ノ空、玻璃ノ虹」


これまで科白も出番もほとんどなかったのになぜか人気はダントツらしいノエル。
今週はそんなノエルにスポットを当てて描かれるカナタと二人での買い出し任務。
ノエルはボクっ娘だったのかー、という第4話。


さて、のらりくらりと大きな出来事も転機もないまま4話まできました。
今回もノエル回ということで、本筋の方ではこれといったことはなし。
ただ、ここに至ってようやくカナタの絶対音感が役に立ちました。
更にはほんの些細なきっかけでしたが、意外にもそれですんなりとカナタがラッパをきちんと吹けるようになったという──。
親方グッジョブ!


それにしても今週のノエルはよく喋ってましたねー。
今回だけで3話分の科白の数十倍はあったんじゃないかというくらい。
そして訥々とした解説が入るとどことなく長門を思わせる節があるのですが、よくよく聞いてみるとアレとはまた違って、若干の抑揚と感情がこもっていました。
特にレンズの複製を語る辺りには「巧くいかないことへの口惜しさ」が感じられ、ただの無感情キャラではないことが現れていて良い感じ。
タケミカヅチに対する思い入れは人並ならぬものがあるようです。



あとは何といっても今回は空の風景が・・・。
相変わらず背景のクオリティは尋常じゃないですね。
なんかもうアレだけで「見て良かったなぁ」とすら思えるほどでした。


来週は巨大な背嚢を背負って5人で山に・・・遠足?にいくお話。