キルミーベイベー 2

キルミーベイベー (2) (まんがタイムKRコミックス)

キルミーベイベー (2) (まんがタイムKRコミックス)

一般生徒やすな(ボケ)と殺し屋生徒ソーニャ(ツッコミ)。
基本はこの二人のかけあいのみでネタが転がる必要最低人員四コマ。
+αとして、忍者(というより不思議人間)のあぎりが稀に登場することもある。
良い意味で1巻と何も変わっていない。


さて、四コマの常套手段かつ正攻法でもある新キャラ登場というテコ入れすらない第2巻です。
文化祭や体育祭、修学旅行といった学校行事もなく、服装もずーっと制服のみ。
本当に何ひとつ変化がありません。すげぇ。
強いて1巻と違う点といえば、若干あぎりさんの出番が多い気がするくらい。


そういったわけで、設定や人物、条件・場所など、とにかく変化のないこの作品。
慣れてきたこともあり、ほとんどオチが読めるようにすらなってきたわけですが、これをどう捉えるか。
「コンビ芸人の持ちネタのようだ」と思える人ならば2巻も買い。
「マンネリ化してきたようだ」と思ってしまう人だと2巻はやや物足りないか。


個人的には十分おもしろく、笑えることができたので今回はOK。
しかし1巻ほどの“笑撃”はなかったので、このルーティーンを引き続き楽しめるかどうか3巻が正念場。