こどもすまいる 2
- 作者: 娘太丸
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2010/01/27
- メディア: コミック
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奇しくも似た題材の漫画が同時期に連載されていたこの2年間。
でも、こちらはどうもこれが最終巻らしい。
さて、2巻にして最終巻となってしまった本作。
作者が望んで完走しきったのかどうかが気になるところですが、印象としてはそうではないような感じかな。
まだ続けられそうなところへ不意に最終回が入れられた観があります。
ただまあ、仕方ないのかな・・・という気も。
四コマとしてはオチなど笑いの面が少し弱く、ほんわかな雰囲気であったりかわいいキャラクターが売り。
昨今はこういった傾向の作品は大分増えてきたので、よほどのものでないと埋もれがちになってしまうようです。
本作も個人的には好きな作品でしたが、まずもって保育園という設定がほとんど活きていないのが勿体なかったかな、と。
園児も年の割にはみんなしっかりおり、体が小さいだけであまり子供らしくないのも人によっては違和感を覚える要素だったかも知れません。
というわけで、良くも悪くも1・2巻の表紙および裏表紙でおおよそ内容が計れる作品でした。
これから購入を検討している人は、それらの雰囲気が気に入ったなら買い、気に入らなければ見送りで良いかも知れません。
中を開いても表紙などから受ける印象以上のものは出てきません。